2018年 05月 03日
ハタ織りの町、富士吉田市へ
ゴールデンウィーク後半。

広島はフラワーフェスティバルという黄金週間の恒例イベントで賑やかな様子。

マアルの実店舗=白島店も、朗らかに賑わっている模様。
開催中のよもぎフェアもありますし、寒暖差に対応するおすすめ肌着たちがいろいろご用意していますので、
連休のレジャーの前後にお立ち寄りくださいませ。


さて日記というには2週間近くも経ってしまいましたが、
アースデイ東京の前日には、山梨県富士吉田市へ行ってきました。

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朝の6時半にレンタカーで池袋を出発。
広島から、ippo編集部(私とROAM DESIGN:O氏)とマアルの小田さん。
中央高速をこのルートで走るなら聞かねばならぬ、荒井由美の「中央フリーウェイ」。←(このyoutubeしばらく楽しみました。昭和感すごい)
そろそろ再生する頃じゃない?と曲をかけたら、それが嘘みたいに完璧なスタートのタイミングだったみたいで、
右に競馬場が見えて、そして左にビール工場が出てきた時は車内3人大盛り上がり(爆笑)。


1時間半ほどで目の前にどーんと富士山が目の前にある富士吉田市へ到着。


春分の日から発売した、草木染めのダブルガーゼを織っていただいている前田源商店さんを訪ねてきました。

富士吉田市は、平安の時代から1000年以上続く、機織り(ハタ織り)の町として知られます。
かつては絹織物で栄えたそうですが、今はその技術を活かし様々な素材を織る工場が今も続いています。

日本の伝統工芸、手工業の例に漏れず、
こちらも後継者不足や閉鎖を余儀なくされたところが多く残っている数は少ないそうですが、
このホームページ↓にもあるとおり、若者が移住してきたり、関東からの見学のツアーも人気で、活発な様子が伺えます。


マアルがお世話になっているのは、 NOC(日本オーガニックコットン流通機構)でもお世話になっている前田源商店さん。

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早くも何度目かの織りをお願いしていています。
(おかげさまでこの草木染めのダブルガーゼが大人気。茜の満月パンツは2週間ほどお待ちいただく状況が続いています。ログウッドで染めたグレーも同じような状況、、縫製も時間がかかっている為、お待たせしてすみません。)

その前田源商店さんに案内していただき、糸を染めるところ、糸を整えて縦糸を巻くところ、織るところと分業になっている近隣の工場を
取材して参りました。

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常に目に入る富士山。
角を曲がれば富士、振り返れば富士、その度に「わぁ」って声が漏れてしまう。

雪解け水が流れる川。手を突っ込みました、もちろん冷たい。気持ちいい。

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(それぞれの工場の写真は、O氏がカメラマンとなってしっかり抑えたので私はスマホで少ししか撮っておらず、
詳しいご紹介はippoと、後日ホームページで)

約100年前の創業時は絹も織っていたという前田源さんはじめとする織り工さんは細い番手の糸を高密度に織れるという卓越した技術を誇っていらっしゃいます。

絹とコットンは繊維長さが全然違うし、まして化学処理を施さず風合いのあるオーガニックコットン糸を切れないように織るには
相当なご苦労があったそうです。


この界隈も、日本各地に残る繊維の町同様、細かく工程ごとに分業化しています。
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この手の持ち主、、かっこよかったなぁ。

草木染めして、綛(かせ)の状態の糸をほぐしてボビンに巻いていく工程。

↑一行で書くと簡単ですが、
この綛もほぐして糸を取り出しやすいように複雑に(私が見ると)束ねられていて、説明してくださったのですがチンプンカンプンです。

「ひとつひとつの工程を先輩方から教えていただいたんですか?」と質問したところ、

「全部目で見て覚えていくんだよ、教えてくれやせんよ、見て、とにかく見て、そうして覚えた」。

織り機の何千本もの針に糸を半日がかりで通していく作業も、そうやって習得されていったそうです。



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これは草木染めしていらっしゃる工場。
マアルのダブルガーゼの糸もこちらで染めています。
普段の糸染めは機械を使うそうですが、ちょうどこの日は前田源さんの茜のショールを手染めしていらっしゃいました。
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お兄さん、茜の色が優しく繊維に移っていくようにと、茜の煎じた液を加えながら何度もなんども上げ下げされるのです。
軽そう?いや、濡れているから重たいよな?
見ているうちに私も持ってみたくなって、OKしてくださったので棒を持たせてもらいました。



思いのほか重い、の図。

富士山の湧き水が豊富に出る地域で、
この軟水の綺麗な水が、美しい草木染めの仕上がりに大きく貢献しているそうです。


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浅間神社や、富士山が裾野まで見られるスポットにも連れて行ってくださいました。

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そして、個人的にかなり印象深いのが(花より団子派ではないけれど、、花も団子も派ですけれど)
「吉田のうどん」

もう、今、また、食べたい!!!

好みは別れるそうですが、私は大好きでした。

絹織物をするのは女性の仕事。絹は繊細なので、荒れた手だと糸をひっかけてしまい美しい織物ができなくなる。
なので、昔の富士吉田の人たちは、男性が家事を担い、食事を作ったのだそうです。
昼、作業で忙しい中、パパッと作れてお腹が膨れるもの、としてこのような無骨なうどんが発展したという、
その経緯もさることながら、このお味。


あの美しい織物が生まれる場所へ行けた日記を
うどんで締めるのは食いしん坊の性ゆえ恐縮ですが、


長年の卓越した技術と、美しい空気と水から生まれるこのダブルガーゼ。



気持ちいい理由が、ここでも納得できて帰ってきたのでした。



※5月中は子パンツ全品会員様ご優待価格が設定されています。このダブルガーゼのグレー茜の子パンツもご優待価格対象です。







by marrublog | 2018-05-03 22:08 | お知らせ | Comments(0)


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