2016年 11月 23日
THE TRUE COST 2回目の上映会を終えて。
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今夜は「THE TRUE COST」の上映会でした。

春に続いて2回目の上映会。


共同主催のkurisumadeの栗栖さんに司会・挨拶をおまかせし、
(今日も私は、名古屋の余韻で声が戻らず^^;、ご挨拶すら出来ない有様でした、、ごめんなさい。
話足りなかったこのモヤモヤを、以下にアンケートを打ちこむというエネルギーに変えました)


何度観ても胸が痛い。
けれど、何度も観るべき映画だと思います。

私個人の今回の感想は、、
「だからマアルをやるしかない!」。

言葉にしきれない想いがいつもいっぱいで、まとめきれないままです。

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映画をご覧いただいたあとで書いて頂いたアンケート、
公開可に丸をしてくださっていたかたがたのご感想をシェアします。

50名の方々が視聴、ほとんどの方がアンケートを書いてくださって、
全部打ち込みたかったのですが、、
回収してまとめた上から数人様分、無選別・無修正で掲載致します。



・とても深く考えさせられる映画でした。自分が着ている服のことから、それに関わる全てのことを
今一度考えてみようと思います。
自分に出来ることは何なのか、、、学んでみます。

・言葉になりません。。。

・何となく気づいていたことを明確に説明し、克明に記録してあり、こちらがハッとさせたれた。
認識をかえさせられる映画だった。

・とても心に残る、よい映画でした。たくさんの人に見てもらえたらいいなと思います。そして、
少しでも途上国の現状が良いほうに変わるといいなと思います。


・私はラナプラザのニュースを知りませんでした。
ファストファッションの洋服が、このような人々の血と健康の上に出来ているのだと知り、恐怖心と共に、人間の恐れと言うかワガママさも、、、。
物質、洋服って何なんだろうか。properな労働、賃金が与えられたら、、、でもお洋服が大好きな私は大切な服を大切に着ていこうと思います。


・物を買う、ということ、価値を買う、ということを改めて自分、1人の人として考えていこうと思った。本当の豊かさとは。何か一つ気づいた気がする。


・とても複雑な気持になりました。


・前回見た時は自分の中での感動や問題意識が生まれたが、今回は見ている途中からもっとたくさんの人に見て、考えて欲しい、特に若い世代に、今後の経済システムを考えていくためにも見て欲しいと思っていました。
私も含め、もうすぐ社会人になるという段階で自分の消費活動や働き方を考えるきっかけになるような映画だと思いました。ありがとうございました。


・今まで自分が着ている服のどれだけのお金が生産者の手に渡っているかはきちんと考えたことがなかった。ラナプラザの事故のことも知らなかったし、自分の無知を思い知った。
衣だけでなく農業でも同様のことが見れると思う。今一度フェアトレード、それらに関する事項について調べ、自分の価値観やライフスタイルを見直したいです。


・ファッション関係のドキュメンタリー映画を観て涙が出たのは今回が初めてでした。
私が今まで見て来た衣服の世界はあまりに狭く利己的だったように感じます。
上映後、感じることが多過ぎてここには書ききれません。
映画を観て妙に納得したのは、物質主義(消費で解消される)という言葉です。
本来衣服は「衣・食・住」というように生活に不可欠な生きる為に重要なものです。
それが、自分の個性をアピールする道具に変わり、その本質を見なくなった様に感じます。
パリやミラノのショーで活躍するモデルさんはどこか自信が有るように見えます。
それと同じように私も服のカタチを変えて自信や落ち着きを感じることもあります。服を作る全ての人が自分の仕事を誇れるなって欲しいです。



・今まで目を向け、考えすらしなかった「服はどこからきたのか」という問題に、この映画で気づかされたと感じました。
利益だけを求め続けた代償が求めた企業ではなく、生産者にむけられるのはあるまじき事態で、決してあってはいけません。なのに、上記のようなことが起きているのは、大企業の傲慢さとこの世界のしくみのせいではないかと思わせる様な映画でした。



・先進国の傲慢さを改めて知り、私たち消費者は知らないうちにそのことに加担されていることがわかりました。プロパガンダにより物質欲を満たすことに重きを置くことが幸福や豊かさだと信じさせられて来たのだと思います。「もの」の価値は、つけられた値段ではないこと、つくられた方の思いをどう受け止めるかで決められていくべきではないでしょうか。本当に価値ある物に意味の有る物にお金を使いたいと思いました。購入する時に本当に必要なのかを考える。考えていくようにしたいと思います。


・こういったテーマを提示して観客に呼びかける作品を見た後、果たして個人がどのような行動をとれるのか?そこで詰まってしまう場合が多いように思います。次に繋がる指針や各国でのアクション例まで見ることが出来たり、WSなどでディベート出来る場が(カジュアルな雰囲気で)あってもよいかと思います。


・普段自分が当たり前のように着ている洋服の裏側には、このような過酷な状況で働かれている人々がたくさんいるということに、言葉が無くなりました。安いには訳が有るとは思ってはいましたが、想像をはるかに超えていました。ファストファッションの服も着ます。特に仕事着の洗い替えとして,,私も一生懸命働いている。この服を作って下さっている方も「一生懸命」。命をかけて働かれているということ。大切に着ていこうと思います。洋服は大好きです。このような映画を観させて頂く機会をいただき、ありがとうございました。


・ファストファッションブランドの服がなぜあんなに安いのか判りました。
前から何故だろう?とは思っていましたが、ニュースやwebなどからでもうすうすは感じていたことも、ここまで状況が悪くなっていることにショックを受けました。知らない国の遠い人達のことではなく、全体(世界全体)のことだと思いました。もちろん私も含まれます。自分に出来ることは何かを考え、少しずつでも行動したいと思います。この映画をもっとたくさんの人が見て、同じように自分のこととして考え、皆で協力出来たらいいなと思います。すばらしい映画でした。どうもありがとうございました。


・低価格の大量生産、大量消費がここまで環境と生活を破壊していることに驚きです。消費者としての自分の生活を考え直すべきだという思いです!!


・自分で思っていた以上に悲しい現実があると知り、ショックを受けています。改めて物を大切にする心を伝えていきたいと感じました。


・知らなかったことを知る機会を作って下さってありがとうございました。発展途上国の人達が苦しみ、血を流し、涙を流し、日々を懸命に生きている姿と、先進国の人達が物によって欲求を満たしている姿が印象的でした。一概には言えないけれど、農薬をつかったものを買うことは結局、農薬を使った農作物を作っている人の幸せにも繋がらないんだとも感じました。少しずつでも知って、伝えていけたらと思います。確実に私が衣類を買う時の視野は広がりました。ありがとうございました。


・衝撃的でした。頭の中で考えていた以上のことでした。
消費という操作されたものに気づかず踊らされていた自分がすごく恥ずかしいし情けないなと思います。人々の生活、心、そして命まで奪っていることを初めて知りました。
こうして「知る」ことがまず大事ですね。身近な人に伝えたいし広がっていくべき。
知った限りには、自分の小さな「できること」を見つけて行動に移します。
これからも上映会があれば参加します。周りの人を連れて。
この問題に取り組む人々、立ち上がる人々、子ども達の笑顔を応援したいです。ありがとうございました。




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ハードな毎日の中、とにかく手分けして会場探し、申し込み、準備、集客等を完全ボランティアでやり遂げた主催の仲間達に心から今回も感謝を。
集る時間が無くって、連日連日メッセンジャーでチャットしながら話し合いました。
マアルのメンバーも、春の上映会で全員が観ているので、店でも視聴の声かけに協力してくれました。
この映画によって、自分達が動く意味、を改めて感じている私たちです。


縫製工場 kurisumade factory 代表  栗栖弘美

起業・創業サポートオフィス port.inc運営 株式会社Hint 代表取締役 中島久美子

途上国の女性の手仕事を使った衣服のデザインと販売をこれから始める広島大学の大学院生、itobanashi 伊達文香

株式会社マアル 櫻木直美

by marrublog | 2016-11-23 22:07 | 日々


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