2011年 08月 27日
Bobに救われる
夏休み気分は遠い彼方の入道雲の後ろに隠れてしまって

局地的豪雨のど真ん中に佇んでいるかのような。


でも、
諦めがつくぐらいの雨に打たれるのって、
むしろ気持がいいのかもしれません。


洗い流しておくれよってな感じ。



とはいえ、真っ向からのゲリラ雨だと息もまともにつけません。


ちょっと一瞬車に乗って、用事がてら息継ぎに。



FMをつけたら、ちょうど「Bob Marley特集」。


神様はラジオにもいました。
ワタシの愛するボブ。


"No woman No cry"
大丈夫、ぜんぶうまくいくさ、
大丈夫だよ、泣かないで大丈夫、
大丈夫だようまくいくって。


宗教的意味合いも深いこの歌だけれど、
勝手に自分宛に歌ってくれてるように解釈。


高校から友達のパパの影響で好きになったレゲエ。
短大時代、アルバイト先の好きになった男の子がボブ崇拝君で、
さらにワタシも彼が好きなんだかボブが好きなんだかわかんないくらいハマってしまい、
一時はアルバムを全部持ってた(といってもカセットにコピーして:昭和ですから)。

髪の毛も、
ドレッドまでは出来なかったけど
背中の真ん中まで伸ばして縦巻きぐるぐるパーマだった。


家もどちらかというと厳しかったし、
わりと自分で言うのも何だが品行方正な枠からはみ出せない長女だったので

レゲエやスカを聴いている間だけ
そしてそれについて語り合っている時は
解き放たれる感じがしたものだった。

古着のリーバイスを履いて
ガラムの匂いのする人達にちょっと憧れて。

何にもわかってないけど、なんかわかっている顔ような顔を作って。
でもなんか感じてたな。
お腹はなんか自由を求めてもがく感じを、感じてた。


そういう世界からだんだん離れて、
そして年月を経て
ここ数年またじわじわと近づいて来た感じがしている。

もう、枠なんて気にしないでいい。

好きなだけ好きなものを愛すればいい。



そして、ipodに入ってる、もうひとりのボブ。

"Don't Think Twice, It's Alright

くよくよすんなよ
考えんなって。大丈夫。



Bob Dylanは、もっと大人になってから。
中古のレコード
こわれかけたストーブ、
動くと粉の落ちるソファ
どうにもならない想い。
冬の思い出。





音楽に癒される動物って人間以外にもいるのかな?

ないなら、
人間でよかった。


人間でよかったーって、妖怪人間ベムとかが言うんだっけ?
人間になりたい〜、っていうんだったっけ?
ひとりでクスッと笑う。



そう、そしてワタシはこのマアルって仕事をとても愛している。

広島ブログ

とはいえ完全なる公私乱用ブログですな^^;

by marrublog | 2011-08-27 23:09


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