カテゴリ:マアルオリジナル肌着( 67 )

2016年 02月 01日
春を待つ ものがたりが生まれる
「春を待つ」
今日で4頁目になりました。

二十四気候の「立春」の前、この時期は「大寒」。

「大寒」の中でも、3つの候に分かれますが(七十二候)
1月30日〜2月3日までのこの末候は、

「鶏始乳(にわとりはじめてとやにつく)」というそうです。

鶏が、春の気配を感じて卵を生み始める時期なんだとか。
寒い寒いと思っていても、自然界にはちらほらと春の気配がしています。


「春を待つ」のご紹介。


お読み下さっているかたがたが、
昨日までの工程を、息をのんで見守って下さっているのを感じています。



気が遠くなる程の細かい図柄を、
糊を置いて生地に写し込んだら、

いよいよ色を落とします。


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「春を待つ」の図柄は3色。

1色ずつ、刷毛をつかって、ポンポンと。



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小野さん曰く、「隣り合う色と色の滲み具合、重なり具合が、型染めの醍醐味。」

柔らかく色が解け合う様は、小野さんの手に寄って一期一会で生まれます。

プリント生地では味わえない
人の手と、偶然から生まれたたったひとつの色味、にじみが
そこにはあるんだなぁと

手元にあるこの布を眺めながら、改めて感じています。





色を落とし、自然乾燥で乾かしたあとは、

お湯で糊を洗い落とします。


と同時に、柄が浮き上がってくる。

この瞬間が、1番好きだと小野さんはおっしゃいます。




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オーガニックコットン生地に

ものがたりが生まれました。




昨年から、よつめ染布舎さんとすすめてきたこの企画、

今日、3便目の生地がマアルのもとに届きました。



それを、

今、毎日毎日、縫製さんが1枚ずつ縫っています。




1ミリとも無駄にしたくない、
切り落としたくない気持ちなので、

今回はパターン(型)を替え、シンプルな直線を生かした満月パンツになりました。


一重のガーゼ織りだから、
むしろこの形がベスト。


身につけると軽やかに軽やかに。





ここから、舞台は変わります。


続く。






1/29 春を待つ プロローグ
1/30 春を待つ 出会い
1/31 春を待つ 型染め
2/1 春を待つ ものがたりが生まれる
2/2 春を待つ 主人公は
2/6 春を待つ エピローグ

by marrublog | 2016-02-01 22:15 | マアルオリジナル肌着 | Comments(0)
2016年 01月 31日
春を待つ 型染め
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私たちが選んだ図柄は、

小野さんが「春を待つ女の子」というイメージだけで、一昨年にデザインされたものだったそうです。

よつめ染布舎ブログ http://yotsume.exblog.jp/24991748/

タイトルを聞いたとき、
マアルがタイムマシンに乗って、一昨年の小野さんのもとへ伺い、お願いしたんじゃないか?

そんな妄想をしてしまうほどの、ご縁を感じる図柄とタイトルでした。


小野さんは手とデジタル両方使い、ご自身のやりかたで図案を校正されます。




図柄が出来上がると、

カッターナイフで型紙に写し込んだ図柄を切り抜き、「紗」と呼ばれるアミを貼ります。

この「春を待つ」の型も、もともとはもっと小さな型を用意されていましたが、
マアルがお願いした生地幅が広かったので、
改めて最初から大きめのものに掘り直して下さったそうです。
(それでも私が見ると、小さくて、いったい何回ずらして糊を置いて行くんだろう、、と途方に暮れます)

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糊も手作り。

炊いた餅米に、糠と塩と石灰をまぜ、水で濃度を調節しながら練り上げていきます。

これが1番使いやすいという、島根県は浜田の鉢に材料を入れて、

ぐるぐるぐる。

「石灰は、夏は腐りやすかったりするのを調節するけれども、多すぎるとダマになったりするので結構シビアなんです」とのこと。


混ぜている時は何か音楽でもかけていらっしゃいますか?と尋ねると
「落語」とのお答え。

頭の中で「ハードロックかな」と想像していたわたしには意外な答えでした。





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マアルが選んだ生地は、
オーガニックコットン100%の一重のガーゼ。

ヘラで均一に、糊を置く作業が始まります。





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縦に、横に。

はっきりと図柄がうかび上がるように、
何度も何度も、糊を落として行きます。


やっと落とし終わったら、
そうっとめくって、隣にずらします。

この作業も、ズレてしまえば柄が台無しになるので、
見ている私は息をのむ程緊張しましたが、
小野さんは、淡々と、淡々と。。。


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この作業を、5メートルの台に乗った生地でいったい何回繰り返すことでしょう。

(しかもそれを、今回27mも、、お願いしているのです。)


ようやく、糊置きがおわり、半日〜1日かけて糊が乾くと、
染め作業が始まります。



原案の色に忠実に、何度染めても同じようにと、色粉のグラム数もデーターで管理しているそうです。


一色、一色、刷毛で色を落としていきます。







1/29 春を待つ プロローグ
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春を待つ ものがたりは、明日に続きます。

by marrublog | 2016-01-31 17:36 | マアルオリジナル肌着 | Comments(0)
2016年 01月 30日
春を待つ 出会い
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小野さんは広島県北部で代々続く、老舗の型染めをご家業とするご長男。

2011年マアルの店舗開店を控えた頃、開店記念の手ぬぐいを作ってほしくてコンタクトをとったのが出会いでした。

その時は、様々な理由で手が届かず、製作には辿り着かなかったのですが、
突然にも関わらず丁寧に気持ちを聞いて下さった小野さんの印象が残っていました。



そこから4年。


オーガニックコットンに絵柄が入った生地が欲しいと思い、
いろいろ考えていたときに、

ふっと頭に浮かんだのが小野さん。


連絡をしてみると、この4年の間に小野さんはご家族を持ち、
よつめ染布舎」として独立され、
大分県国東半島の伊美、という海沿いの地に工房と、「すずめ草」というギャラリーも構え、移動されたばかりでした。


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広島から離れてしまった、ということよりも、
なんだかむしろ、新しい地で展開されている小野さんにも興味が湧き、

早速会いに行きました。




国東半島芸術祭の会場として使われていたという、
大きな敷地の古民家。


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そこで見せて頂いた作品の数々。

作品の周りを彩るように、小野さんと陶芸家の奥さんのエッセンスが散りばめられた古民家での暮らしぶり。
幼い元気いっぱいのお嬢さんを眺めるお二人の優しい目。


ここから生まれるテキスタイルで、マアルの肌着が作りたい。
そう感じました。



小野さんの染める図案は、全てオリジナル。

グラフィックデザイナーでもあり、
パッケージのデザイン等もされています。


マアルの肌着の図案をどうしようか。。



小野さんが色鉛筆やマジックで何年にも渡りデザインした、
まるで宝の山のような図案集をお借りし、

いくつか絞った中から、

マアルのメンバー全員一致で、これがいい、と選んだ図柄。




小野さんにこの絵に決めます、と伝えたところ、タイトルを教えて下さいました。





「春を待つ」。








型染めの工程、に、続きます。





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by marrublog | 2016-01-30 15:17 | マアルオリジナル肌着 | Comments(0)
2016年 01月 29日
春を待つ プロローグ
「春を待つ」



何からお伝えしたらいいか、、。

立春に限定発売する、「春を待つ」。


こういうのがあったらな、と
想像していたこと、

マアルの肌着を身に着けていて
心の内側に起こる変化を感じていたこと、

肌着を通じて表現したいこと、
これからむかっていきたいことが


ありきたりな言い方をしてしまえば、
引寄せあって、
そして
想像以上の反応を起こして



大切な人に渡したい、
大切なわたしに贈りたい、
大切な時に身につけたい


そんな肌着が出来ました。





「春を待つ」ものがたりは、

明日からブログで、そしてマアルオフィシャルホームページで、
立春までの間,

すこしずつ、お伝えしてまいります。



みなさま、絵本のものがたりを1枚1枚めくるように、

お付き合い頂きましたら

うれしいです。


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舞台その1は、大分県国東半島です。


お楽しみに。







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by marrublog | 2016-01-29 22:18 | マアルオリジナル肌着 | Comments(0)
2015年 12月 10日
マアルのショーツが実は冷え予防に繋がるワケ
二十四節気でいう「大雪」になりました。

雪、ではないけど、広島は朝から強い風まじりの雨が続いています。


そんな中でも、
マアルの白島店には、肌着の冬支度をしにいらっしゃるお客様が次々とお越し下さり、
「ああ、今夜から暖かく過ごせる〜」とおっしゃって頂いたりすると
嬉しくなってしまいます。


竹布の十分丈スパッツ
→2017年1月追記:現在はロングスパッツになってリニューアルされています。

くらしきぬの冷えとりソックス

シルクとコットンの二重織りレッグウォーマー

そして今年発売の竹布の長袖インナー

どれも、1度身につけると「手放せないもの」ばかり。



そして、1番最初に身につけるものは、マアルのショーツとタンクトップ。

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ふんどしをショーツに展開させたそのカタチゆえに、

「夏は良さそう」とか、言われることも多いのですが、
(もちろん、蒸れ対策や、下着かぶれにもおススメですが)

実は!

「冷え予防」としてもとてもおススメなのであります。

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これは、2年前に、県立広島大学の井上准教授の監修のもと、
医療従事者のかたがたにマアルのショーツに履き替えて頂き、
体温がどう変わるかを調査したサーモグラフィーです。


この調査のおかげで、
それまで自分達の体感や、お客様から頂いていた「冷えが随分違うような気がする!」という言葉が
正しいものであったと
証明されたのでした。


下半身の体温が、一般的なショーツからマアルのショーツ(調査したパンツ:新月ショーツ生成り満月パンツ生成り)に履き替え、過ごして頂いたことで上昇した理由は
二つあります。


1. ソケイ部を締め付けないことで、リンパと血流を妨げなくなり、めぐりがよくなった。

2. オーガニックコットン生地(しかも適度に油分が残り、しっとりしている)ショーツなので、ポリエステルが大半のショーツに比べ静電気の発生率が低く、静電気による血流悪化を防いだため。



締め付けない、そして静電気が発生しにくい、ということが
どれほど冷えに関係しているかを、
改めて実感したのでした。



「寒い」「寒い」と言って、
ストッキングを重ね履きして、上からギューギューのガードルを重ねたところで
冷えは変わりません。

むしろ、悪化させている可能性も高いです。

乾燥した肌にも、ポリエステルが多いものはより刺激となり、お薦め出来ません。



可能なかぎりの化学薬品を使わず、
棉の油分も適度に残り、繊維のふわふわが摩耗して減っていないマアルの新月ショーツ満月パンツ・タンクトップの生成り・茶(特に特に肌が繊細なかたはより柔らかい生成りを)が


冬の肌着としても絶大おすすめなのは、

このような理由があるからです。



お役に立つことができたら、嬉しいです。

by marrublog | 2015-12-10 22:31 | マアルオリジナル肌着 | Comments(0)
2015年 09月 20日
日本オーガニックコットン流通機構
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オーガニックコットンと触れ合うにつれ
その奥深さに夢中です。


種を植え、栽培し、収穫し、糸になり、生地が出来、製品になるまで。

もっと知りたい、もっと伝えたい、
その想いが日々強くなる中で、

マアルの看板商品「新月ショーツ」「満月パンツ」「子パンツ」「タンクトップ」等、そして全ての縫製の糸で使っている
フェアトレードのオーガニックコットン、
これらのプロジェクトに関わっている
NOCさんとご縁がより深いものとなり、
このたび、法人賛助会員になりました。



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NOC設立趣旨書要約

1.化学農薬を使わない農業の普及
2.環境を汚さない生産方法の普及
3.使用者の安全性の追求、安全規準厳守
4.アトピーアレルギー、化学物質過敏症患者の支援活動
5.認定背景の明示、証明書発行
6.コットン生産地の貧困救済活動

特定非営利活動法人日本オーガニックコットン流通機構(NOC)HPより抜粋



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マアルに出来る事、していきたいことをこれからも真摯に見つめ、
動いて参ります。


この賛助会員加入が、またひとつの大きなステップになるような
そんなワクワク感がしています。

by marrublog | 2015-09-20 17:34 | マアルオリジナル肌着 | Comments(0)
2015年 08月 12日
下着のかぶれ、かゆみでお悩みの人に<2.素材編>
下着のかぶれ、かゆみでお悩みの人に<1.前置き・洗濯編>では、

洗濯洗剤の種類や、洗濯環境というのもかゆみに関係している可能性があることを書きました。
(そこから続編を書くまでこんなに時間がかかってしまってごめんなさい)



今回は「素材」。
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肌着に使われる素材として、ポピュラーなものを上げると
・ポリエステル
・ポリウレタン
・シルク
・コットン
・レーヨン
etc,,,

日常的に身につけている肌着の品質表示をご覧になったことがありますか?


私は娘が、次いで自分がアトピーになったのを機に
素材を気にするようになりましたが、
それまでは肌トラブルが無かったので、
それほど素材を考えて衣類を選んでいませんでした。
(家で洗濯できるかな、くらいはチェックしていましたが)。


肌が弱い人、敏感になっている人は、ポリエステル等の化学繊維は避けたほうがいいと言われています。

その理由は様々、色々あり、
化学繊維の種類によっても今は無数にあるため、「一般的な化学繊維は」という表現しか出来ませんが、


特にポリエステルは

肌との摩擦係数が高い→接触性皮膚炎が起こりやすい状態になる。

水分の吸水率が低い→汗をかくと、蒸れる→雑菌が繁殖しやすくなる。

水分の吸水率が低い→蒸れる→肌がふやけて敏感な状態になる。



ポリエステルはとにかく強く、伸縮性に長け、尚かつ安価なので
肌着のみならず衣類全般に多用されています。


コットン等の天然繊維は、
繊維の断面に空洞や細かい隙間があり、
そこに水分が入り込むので吸湿性に長けていたり、
もともとの湿度を持った繊維になりますが、


ポリエステルは中に空洞が無いので、水分を吸収せず、
乾燥しているそうです。




じゃあ、コットンならいいのか?


そこも諸説ありますが、

コットンでも生地にするまでの様々な工程で、肌に優しいものと、そうでないものにわかれていきます。



どうして、マアルが看板商品として選んでいる、
オーガニックコットンの「生成り」「茶」が優しい理由は、
1・生地に油分が含まれている事。

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綿そのものには油分が含まれています。

一般的な生地やタオルにする場合、油分を含んだままの糸は染めにくいので、
水酸化ナトリウム等の強アルカリ剤を使って脱脂という工程を得ます。

マアルのこの生地は、染めずに綿そのものの色で使うので、
植物性の石けんとぬるま湯で洗っただけなので、ほどよく油分をのこしたままです。


乾燥肌の人には、
適度に油分を含んでいるほうが肌が保湿され、優しく感じます。



2.生地に残留している薬品
脱脂した糸を生地にする際、糸に滑り止めの為にワックスをつけます。
編み上がった生地は、合成洗剤で洗い落とされ、
生地を柔らかくする為に柔軟剤を塗布、そして
ものによっては変色を防止する為にホルマリンなどが付けられます。


マアルのこの「生成り」「茶」の生地は、
ワックスの代わりに「みつろう」をつけ、洗い落とすのにドイツ製のオーガニック洗剤で洗います。
それで既にふわふわなので、以降何か付けることもなく、
生地には何も残りません。


だから安心、優しいのです。


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こうやって文章にするより、「触って」いただけたら一番いいんですけどね、、、
百聞は一見にしかず、と言いますが、

百見は、一触にしかず、といった感じの
ふわっふわの生成りの生地なんです。







下着のかぶれ、かゆみでお悩みの人に,,
次は「形について」。後日アップします。

by marrublog | 2015-08-12 21:23 | マアルオリジナル肌着 | Comments(0)
2015年 07月 17日
藍染めのオーガニックコットン肌着
マアルの肌着を藍染めにしたい。


ずっとずっと、想っていました。


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ご縁がご縁をよんで、

繋がった先は、

徳島県の海陽町で、優しい優しい藍染めを続けている亀田さんという女性。



染剤としての藍、ではなく、
漢方としての藍染め、として考えていらっしゃいます。


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漢方として飲用されている藍は、薬効がたくさんあります。
藍染めの衣類には、
抗菌作用、抗炎症作用、消臭効果、遠赤外線効果、そして紫外線防止効果etc,,,



肌に傷があるアトピーの人や、
弱っていらっしゃる人にも可能な限り優しいように。

ならば、口にしても安心な「藍の栽培」から。

無農薬・無化学栽培で藍の栽培から、
いえ、さらにその土作りから、と。

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5月、私たちが藍の畑を訪れたときは
まだ苗床から畑に移してきたばかり。

清流と名高い海部川の伏水が流れ込む畑には、
可愛らしい若葉をつけた藍が並んでいました。


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藍染め、といっても、
亀田さんは藍染めの薬効が安定して衣類に移るよう、
産官連携のプロジェクトとして
学者や、様々な方々と連携して独自の方法を生み出されたそうです。


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1枚1枚優しく優しくもみこみ、
お日様にあて、
水洗いし、

また藍液につけて、、を何度も繰り返します。

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そのとき、そのときのお日様の加減、
藍染めの発酵加減、
水温、
生地の油分、、
いろんな要素が重なりあって、
そのとき、だけに生まれた藍染めが出来上がるのだそうです。


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ご自身で染められた藍染めのお洋服に身を包んだ亀田さん。

重金属アレルギーのお子さんを持つお母さんから感謝の手紙が届いたというお話をしてくださる
亀田さんは、なんだかマリア様のようでした。



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ippoの特集の取材と、今回の5周年記念に繋がって頂いた御礼もかね、
実際徳島の工房や畑にお邪魔し、
亀田さんはじめ、
関わっていらっしゃる方々からお話をお聞きしました。


みなさま、ご自身の仕事への使命感に燃え、
それを語って下さる目はとても輝いていました。


見えないところにも、手を抜かない、気を抜かない、
なぜならばそういう姿勢が
利用者の方々の気持ちよさに繋がるのだから。


そのものづくりに対する姿勢は、
まさに私たちマアルが目指しているところでもあります。


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このたび
・太陽パンツ
・満月パンツ
・新月ショーツ
・タンクトップ
・ヘンリーネックシャツ
・ショール

この6品目いずれも数量限定(しかも、、、とても少数です)で、染めて下さいました。



様々な一期一会の繰り返しで生まれた藍染めの肌着たち。

ムラがあったり、
染め色に違いがあったり、
ほんの少しゆがみが発生したり、、しています。


ネットショップのカートの欄には、
「必ずお読み下さい」と、様々な注意事項も記してあります。
(ご購入検討の際はよくお読み下さいね)

私は、それもまたひとつの自然な草木染めなのだということも
今回の取材を通じてとても勉強になりました。


何事も便利なようにするには、
化学的な工程が入ったりするもので、


自然を受け入れる、恩恵を受けるということは

ふぅむ、、、

謙虚であること、寛容であること、こまめに動ける身体であること(あるようになること)、、

たくさんの自戒も含め、
藍染めひとつから様々な事を考えさせられています。




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このたびの5周年限定企画、
藍色に染まったマアルの肌着達。


どうぞ、ご縁がある方々のもとへ。


18日(土)10時から、
店舗、ネットショップで同時発売です。

by marrublog | 2015-07-17 19:04 | マアルオリジナル肌着 | Comments(0)
2015年 07月 13日
下着のかぶれ、かゆみでお悩みの人に:前置き、そして<1.洗濯編>
<蒸し>暑くなってきました。

<蒸し>てくると、<蒸れ>てきます。


そうすると、下着かぶれ、肌のかゆみにお困りの人がぐーんと増えます。

肌に健全なバリアがある人にとっては問題ないこと。


が、

免疫力が落ちていたり、

敏感肌だったりすると、

汗をかいたり、湿度が高い状態で<蒸れる>ことで、トラブルが増えるかたが。。。


このブログの右側(スマホで見ている人は最初のほう?)に、ブログ内の記事ランキングが出ていますが、
そこに、「下着かぶれに満月肌着」というタイトルの記事がありますよね?

2012年、つまりもう3年前に書いた記事ですが
そのランクが上がってくるのと、気温が上がってくるのは連動しています。

それだけお悩みの人が増えてくるんだろうなぁ、、と

同じ悩みを持つ者としてかつて検索をして肌着を探していた私としてはとても共感できるのです。
(もう、マアルで事足りるようになってから、下着探しの旅は終わりましたが)



私は、体感していることと、その理由が何年も後で繋がるパターンを繰り返しています(つまりアタマで考えていない)。

布ナプキンにしても、肌の症状にしても。

しかしちゃんと、そこには理由があったのだということが、
パズルがパチンとあうように繋がってみれば、

肌は、体はちゃんと分っていたのだなぁって、つくづく思うのです。



さて「下着かぶれ」について、
いろいろ丁寧に書きたいと思えば思うほど「時間かかるし、長くなるな、、」と、
つまり後回しにしてきたので、
今夏は、数回にわけて、書いていこうと思います。



文章中にマアルで扱っている品が出てきます。

長年探し求め、やっと辿り着いて使い続けているものしか扱っていないので、
心からオススメできるし、好きだから、どうしても具体例として出してしまうし、
ご紹介したい。


ですが、1000人いたら、肌の調子や、あう、あわないも1000通り。

いつも申し上げますが、
「絶対に大丈夫」とは言えません。

私も、どれだけもそういうことに踊らされてきて、「これは!」と使ってみて、
ため息とともにゴミ箱送りにしてきたので。。

なので、商品例はあくまで例として。

それ以外にでも、きっと皆様の暮らしのなかで、「あ!」とか「そこかもしれない」という、
改善の糸口になるところが
ひとつでも見つかったら嬉しいです。




さて、本編に入ります!

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<お洗濯編>

・洗剤は何を使っていますか?

  →蛍光増白剤や、柔軟剤、合成界面活性剤etc,,これらは、洗濯して干した後も、衣類に付着しています。
 付着してナンボだから、です。白く輝かせたり、柔らかくしたり。

それが、汗をかいて、肌から出た水分がこの衣類についている成分を溶かし、今度は肌につきます。
その成分が刺激となって、肌にトラブルが起きるのです。

しかもこれらは残留性が強く、、
だから最初から使わないに越したことはありません。





・かといって、粉石鹸でのお洗濯も、注意が必要
  →これは私の実体験済みです。
  アトピーになって、上記の情報はわりとすぐ手に入るので粉石鹸生活に入り、長年続けていました。
 上手に溶かして、うまくお洗濯できていれば問題がなかったのでしょうが、
 溶け残りがあったり、定期的に洗濯層を掃除していても、黒カビが梅雨時は特に発生していました。
 

  アレルギー持ちの人は、カビに反応する人も多いです。
  私自身、カビっぽいところに行くと顔がかゆくなったり、
 鼻水が止まらなくなったりします。

 血液検査でもカビは数値が高いのに、洗濯物とカビを、肌のことと繋げて考えていないまま数年。

バジャンに変えて、一気に何か「違う!」すっきり感を感じたときに、やっと「あ!」と頭の中で繋がったのでした。

余談ですが、バジャンは汚れ落ちもいいし、洗濯槽のカビの発生率が全然違います!


・季節始めの衣類は、お洗濯をしてから
 洗濯を済ませて、シーズンオフのものってしまいますよね。
で、シーズンが巡ってきたら、そのまま着て、、カイカイになる場合もあります。
オフ保管中に、防虫剤と一緒にしまいこんでいた場合、
生地が薬品を吸い込んでいる場合もあるし、
ダニの繁殖、カビの繁殖、、、見えないけれども、あるんだよ、というところです。

なので、敏感な人は、
一度洗って、日に干してから着用を。





下着かぶれの話とはズレますが、香料のつよい洗剤や柔軟剤は、
「いい香り〜」と思っている人だけではありません。

揮発する香料のせいで、
顔が火照ってしまう人(私も)、
化学物質過敏症の人においては、息苦しくなることも多いにあります。

毎日使っていると鼻が慣れてしまって、気づかなくなってしまっている場合もありますが、
あなたの香りが苦しい、、と感じる人もいることを、
(とくに夏場は香り立つんです)
どうぞ、心の隅に置いてくださると嬉しいです。





本編より前置きが長い初回となりました。。

「洗濯編」に続き、次回は、「締め付け編」、あるいは、、、
その時の気の赴くままに。








  




by marrublog | 2015-07-13 23:08 | マアルオリジナル肌着 | Comments(0)
2015年 05月 17日
ソケイ部を締め付けないマアルの肌着は、手術後の下着としてもおすすめします
長いタイトルになってしまいました(笑)。


お客様から様々なお声を頂戴します。

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出店先や、4月中にお配りしていたマアル5周年感謝祭のプレゼント応募ハガキにも、
たくさんのメッセージを書いて頂いたり、
中にはハガキと一緒にお手紙を添え、封筒でお寄せ頂いたお客様もいました。
(お一人お一人様にお返事を差し上げるわけにもいかず申し訳ありません。
すべて、ゆっくりと目を通しております。本当にありがとうございます)



「探し求めていらっしゃるかたへ、届くといいですね」というお言葉を頂き、
ハッとしました。
(書こう、書こうと思って書けていないことのなんと多いこと!)


ソケイ部の手術をされたあと、一般的な下着があわず、

ふんどしや、ふんどしパンツを買って見たけど、
確かにソケイ部は締め付けないものの、
肌当たりがキツくてやっぱり辛かった。

そしてやっと、
新月ショーツ満月パンツに出会って下着探しの放浪の旅がおわった、というお声でした。


それも複数、この2ヶ月の間に、
こうした具体的なお声を頂戴したのです。

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↑満月パンツ 生成り(フリーサイズ)

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新月ショーツ 生成り(M、L、LL)



肌がとにかく弱い方には、
まずこのフェアトレードのオーガニックコットンを使った生成りをお薦めします。

洗濯をくりかえしても、この柔らかさは続きます(合成洗剤や柔軟剤、漂白剤は使用しないことをお薦めします)。

一般的な生地を作る上での化学的な工程が少なく、
糸にコットンの油分も残っているし、糸が摩擦ですり減っていないため、
しっとりふわふわと柔らかいのです。


マアルの製品は、糸も全てこのフェアトレードのオーガニックコットンを使っていますし、
新月ショーツのレースもオーガニックコットン。

術後の敏感になっている肌にも、
蒸れて柔らかくなった肌にも、とことん優しい作りにしてあります。



そして、なんといってもソケイ部を締め付けないこの形。


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股上が浅くてびっくりされるかもしれませんが、
それも腸をゴムでお腹の上から押さえつけないように、
あえて、骨盤の輪っかの上にゴム部がのっかるようにしています。

かといってお腹むき出しというのは抵抗があるかもしれません。


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同じ生地で、上半身も締め付けないように、マアルのパッドポケット付きタンクトップとの併用をお薦めしています。


ソケイ部を手術する病気というのもたくさんありますが、

女性で多いのがリンパ浮腫。

男性で多いのはソケイヘルニアがあります。
(なんと判っているだけでも、日本では毎年約15万人がソケイヘルニアの手術をしているのだとか。)


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↑男性用の「太陽パンツ」の中では、フライス黒ボーダーが一番肌当たりが柔らかです。


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小児の鼠蹊ヘルニアも、小児外科では一番多い病気とか。
こちらも実際手術をされたお子さんのママから、子パンツが役に立ったというお声を頂いています。




ソケイ部の上半身側、内側、下側、様々なところにお悩みを抱えている方が多いのは確かですが、
箇所が箇所だけに、
口に出されない人も多いというのは、よけいしんどいことです。


ということで、今日のブログのタイトルが長いのは、
検索で見つけて頂けたらいいな、という気持ちからです。





もうひとつ、肌着とともにおすすめなのが、
患部に竹布の布ナプキンSサイズをあてておくこと。

竹布は天然の抗菌効果があり、
おりものシートとしてもお薦めしていますが、
これからの蒸れやすい時期に、蒸れた下着の中での雑菌の繁殖を考えると、
この竹布の天然のパワーに助けてもらった人、
私も含めたくさんいらっしゃいます。

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↑竹布の布ナプキン達




もともとは、アトピーで身につける肌着がなく、困っていた私と、
下半身のむくみに悩んでいた実店舗店長の石原が使えるものを、という想いで出来上がった
マアルの新月ショーツ、満月パンツですが、


こうして、
また別の視点でお悩みの方々の少しでも手助けになっていると知り、

とてもありがたく感じました。



アースディ東京で、「このことを伝えたかった」と尋ねて来て下さったお客様、
広島の実店舗でお話を聞かせて下さるお客様、
ネットショップの注文時の備考欄に、
またお葉書等でお声を届けてくださるかたがた、

本当にありがとうございます。



今後さらに、こうしたお声を集めてご紹介させて頂ければ、
下着探しで放浪していらっしゃるかたがたに届く日も来るのでは?と考えています。


もしよろしければ、個人情報の公開は一切いたしませんので(〇〇県◎様、程度)、

info@marru.netまでお声を下されば嬉しいです。

余談ですが、、

by marrublog | 2015-05-17 17:04 | マアルオリジナル肌着 | Comments(0)