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2017年 04月 27日
アースデイ東京2017と東京出張
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アースデイ LOVING MARKETゾーンの大好きな出店メンバーたち。

[ Loving Marketとは〜 公式FBより参照
女性ならではの感性を大切にした、女性たち自身によるハートフル企画。自分の心と身体を丁寧に扱い、自分自身を尊重出来ること、、その深い想いは、他者や自然に対する慈しみや敬意へと繋がります。そして、様々な社会の課題を当たり前に取り扱えることでもあります。出展は、こころ・命という重要なテーマを軸に、女性・子ども・アート・体・教育・食・農など様々な活動のアピールと良質で心地よい雑貨や衣類の販売などいたします]

この紹介文章は恐らく主催の田川登美子さんが書いたのでしょう、とても素敵な紹介文だと思し、
ここにマアルも含まれていると思うとほんのりくすぐったく、
その通りに頑張ろうと背筋が伸びます。


アースデイ開催中はごった返していて、メンバー達とお喋りする時間は全く無かったのですが、それでも設営中に「今年も会えたー」とハグするメンバーや、朝に夕に、暖かい気配を感じながら共に過ごす2日間。年に一度の大好きな仲間達と会える場になっています。

開催前日の設営後は、オランダから帰国中のMONO JAPANの主催者中條さんともデート出来て、
新たなパワーも頂きました。

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アースデイ東京2017、お越し下さったお客様、気にかけてくださったかたがた、本当にありがとうございました。

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両日で12万人の人出だったとか。

発売したばかりの「春夏秋冬 春 しずく」の色を実際に見て気に入ってお求め下さったかたや、
久留米絣の満月パンツも触ってその柔らかさも確認してご購入頂いたり。

日頃からマアルのネットショップをリピートして下さっているお客様、
気になっていたけどこの目でみてから買いたかったお客様、
通りすがりのお客様、

たくさんの方々がお越しいただいて、
お喋りも出来たし、とてもとても嬉しい2日間でした。

広島からスタッフ小田さんも私と一緒に販売を致しましたが、
彼女も「ありがたいですねー!!!」を連呼。

ネットショップの繋がりって、顔が見えなくてドライな感じですが、
マアルは違うなぁ、、ちゃんと、お客様の声やお顔が見える関係があるなぁ、、って
いつもこういう場で確認させていただいて、有り難い気持ちでいっぱいです。



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今回の上京は、私は前後にいっぱい仕事を入れていて、

マアルの新月ショーツと満月パンツを全国の店舗で取り扱って下さっている
中川政七商店の東京事務所に挨拶に伺ったり、

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北関東の各地に点在する、
マアルの肌着の糸から生地が出来るまでの様々な工場さんを
オーガニックコットンの仕入れ先の会社の案内で巡って来ました。

2日連続。
とても丁寧にアテンドして頂き、
また、広島からippo編集部のROAMDESIGNさんも同行して写真もたくさん収めてもらって、
なんとも贅沢で、ありがたい取材でした。


聞いてはいたけど、こんなにこだわって作っている生地。
そして、今、日本の生産現場が迎えている現状。

もうたーーーーくさんの「百聞は一見にしかず」の「一見」を経験させてもらって、
今、私の頭の中にうじゃうじゃと、どうお伝えしていけばいいのか?がひしめき合っています。



お取り扱い先の方々も、
お客様も、
製品に関わる様々な現場の人達も、

会えば会う程、いい人達に恵まれているというこの感じは、

出張前の、なんだか行き詰っていたスランプも吹き飛ばし、
1週間のハードスケジュールの疲れも吹き飛ばし、
帰社後の山盛りの手配関係の処理も吹き飛ばし(これ吹き飛ばしちゃいけませんね)

とにかく、
今、私のお腹の底あたりに、暖かーーーい手を添えてもらっているような感じがとてもしています。


この「いい氣」が、マアルの肌着には絶対流れているんだな!という自信にも繋がりました。



やっぱり人と人。
志と志。

下手くそでも遠回りでも、自分が胸を張れることをしていたらいいか。やっぱりそこしかないな。

こんなによくして頂いているたくさんのご恩を忘れずに、
大事に大事にしていかなあかんな(こういうとき、私の脳内は大阪弁が出て来る不思議)。


そんなことを再確認出来た東京出張でした。


nao

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by marrublog | 2017-04-27 19:30 | 日々 | Comments(0)
2017年 04月 08日
ブログ更新
久しぶりのブログ画面。

本当は4月1日のエイプリルフールに
「再婚します」
くらいの投稿をして、
イエイーと再開しようかと前夜のお風呂で思っていたのだったが、

当日になって、そうだった、私はそういうサラッと嘘を楽しめる人間ではなかったんだと
思い出して、見送りました。

(実際、途中まで書きかけて、、あまりのぎこちなさに自分にがっかりでしたし、しかも大して面白くもなかった:笑)

4月2日に、ふと開いた「ほぼ日」で糸井重里さんが、
嘘をつこうとすると身体がまっぷたつに引き裂かれるような気分になる、ようなことを
書いていて(もっと色々共感したんだけど既に記憶がぼんやり)

やっぱりそこは私も無理しなくて良かったんだと安堵し、

また数日〜そして今日まで放置。



今日ブログを書こうと思ったのは、
取り扱いがはじまった商品について書くつもりだったのだけれども、

ちょっと真面目な話に入る前に、

今後このブログは、もっと、以前私が個人的な日記としてアップしていたように、
気楽に更新しようって思った、ということを書こうと思ったのでした。


おりゃーって気持ちを吐露するために書いていた頃は、
読む人も限られていたから
アレだったんだけど(アレってあれです)、

最近、年々、「マアルの肌着」を買おうかなとHPを見て、ブログをクリックして
おりゃーっと書いてあったら
引くでしょう、大潮の引き潮のごとく、遠くまで引くでしょう、、と思い

段々、無難路線になってきていたのでした。
(一応、これでも。。)


となると、自分がつまらないので、

もう今月40代後半にもなりますし(関係ないけど)、

自由路線に戻します。


時に真面目に、大真面目に書きますし、
時に、おりゃーって。

自由でいいか。


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先週見に行ったキングコングもおりゃー!(面白かった!)

by marrublog | 2017-04-08 15:12 | 日々 | Comments(0)
2017年 03月 12日
マアルメンバー投稿シリーズ『私とマアルの商品』その1
昨年の5月に、「マアルのメンバー自己紹介します」と題し、
それぞれに書いてもらった記事をここに投稿しました。

とてもご好評いただいたので、第2弾です。


白島店で直接お客様にお目にかかっているショップスタッフ、
ネットショップの納品書のメッセージを通じお客様に接しているスタッフ、
縫製や事務・経理スタッフ、わたし含め8人で運営しています。


今回のお題は、
『わたしとマアルの商品』。
人によって『マアルの一番好きな商品』。


今回も文章は無修正で、わたしはコピペして画像を載せるだけです。

そのほうがナマの声っぽくて私も好きなので。

タイトルの有無、写真のセレクト、文章のボリューム、全部自由です。

社会ってたった8人でもこれだけ違うから面白い。



2〜3日にわけてお届けします。

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マアルの商品で一番好きなもの
白島店店長・石原恵

【満月パンツ】

「好き」というより、もはや「必需品」です。

体中の脂肪が溶けてしまいそうに暑い日も
心まで凍ってしまいそうに寒い日も

とっておきのうれしい時も
失敗して思いっきり放心状態の時も

いつも、一緒


カラダの締め付けをなくし、カラダが楽になった分、ココロもどんどん自由になっていき

締め付けられるのが、こんなにも苦手だったんだ!と、改めて気づき


自分にこれは、もったいない、とか、贅沢だ、とか
こうするべき、とか、べきではない、とか
~らしいとか、~らしくない、とか

実はなーんにもなかった

あったとしたら
作っていたのは全部自分

自分で自分に囲いを作ってるだけ

自分はどうしたいのか
どんなパンツをはきたいのか、

どう生きていきたいのか、

自分で自分に作った囲いを自分でほどいていく

もっともっと、自由で、やりたい放題でいい

わたしも、みんなも

たかがパンツ
されどパンツ

みなさんのカラダやココロの変化を
白島店でうかがえるのを楽しみにしています

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ネットショップの梱包・発送担当の阿部です。

前回の自己紹介で私のベスト1は満月パンツ!とのご紹介したのですが、、、あれから新月ショーツデビューし、今は新月ショーツ愛用者になりました。(もちろん満月パンツも履いてます!)
新月ショーツのかわいらしさ(レースの部分だったり)が私には似合わないと思っていたのですが思い切って履いてみると、まぁ!素敵!かわいい!ととりこになりました。(私にもまだ女子なところが残ってました、笑)
そして春夏秋冬シリーズの色とりどりの新月ショーツ。
私はミモザ色の春 芽生えが大好きで、よし!明日は気合い入れなきゃ!という日は春 芽生えを手にとっています。肌着のチカラを実感している毎日です。


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写真は『レッグウォーマーグレーメランジとオーガニックコットンスニーカーと私』



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わたしとマアルの商品

マアル社内にミニ縫製工場が完成して半年が経ちました。

ここで試作から始まり、製品化第一号は『久留米絣』の満月パンツ・太陽パンツです。
普段から愛用いただいている方々から
「(マアルのパンツの中で)一番好き!」
「洗濯して乾いたらすぐ履きたくなる。」
「実は勝負パンツにしてる。」
と言ってもらえて、縫い人としてとても嬉しくなります。

冬は暖かく、夏は吸湿性に優れた絣。
1年を通して履いていただきたいパンツ達です。

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ミシン。縫っている時は生地で隠れていて見えない部分。
ちょんちょんと目があって、口をぽかーんと開けている顔のように見えて癒しです。


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これからもここから新作が生まれていきます。

R

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続きはまた明日。


http://marru.net

by marrublog | 2017-03-12 17:29 | 日々 | Comments(0)
2017年 02月 09日
オランダ日記3
書き始めると止まらなくなりますね(笑


毎週土曜は、アムステルダムの中心地でオーガニックマーケットが開催されるので
楽しいからオススメ!と通訳さんに聞いた私たち、
「それは行かなくっちゃ」とばかりに朝から。
モノジャパンは11時オープンだし、3日めなのでちょっと余裕が出て来たので。

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朝の7時45分でこんな感じ。
日が昇るのがゆっくり。

トラムに乗るのは来た日以来、これで2回目だったので、
すんなり切符も買うことが出来、そういうこと一つ一つが嬉しい。



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アムステルダム・セントラル駅からマーケットまで散歩。
17世紀に建設された環状の運河が広がっています。
ボートハウスも幾つもあって、数が確か2500件くらい、と決まっているそうです。
人気で、なかなか住む順番が回ってこないんですって。

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9時からなのに、8時半には着いてしまい、
結構歩きながら待ちました。
花束がとても安い。
チーズ、魚介類、パン、、美味しそうな農産物・食料品が並ぶ準備中。

今回このメンバーと一緒に過ごして判ったことのひとつ、
皆「お腹が空く」ということに弱いタイプだ、ということ。
寒いし、買えないし、お腹空いてるし、で、3人無言で歩き続けました。
けんかになるかと思った(笑)。

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このお兄さんに、ようやくオーダーをすることが出来ました。
ベーコンとマッシュルームを入れて、クレープ、というか、ガレットのようなものを。

少しずつ口から英語が出てくるようになって、
写真を撮らせてもらってもいいですか?って聞くことが出来たし、
美味しくて嬉しいです、ということも伝えられて。


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結構時間をかけて一人ひとり焼いてくれて、
美味しくて、盛り上がりまして、皆、笑顔(単純)。

アップルタルトをホテルで食べる為に持ち帰り、
腹ごしらえも出来て、急ぎ足でホテルに戻りました。


11時オープン、土日の来場者はぐっと多く、てんやわんや。

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午前中はいつもこの光りが「パンツリー」を照らしてくれました。
期間中最も売れたものは、やはり「新月ショーツ生成り」。
そして、「満月パンツ生成り」。
タンクトップも生成りを検討されるかたがとても多かった。

やはりこの、フェアトレードのオーガニックコットン:生成りの肌触りの良さは
触ってくだされば世界共通で気に入ってもらえるものだと安心しました。



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まな板削りのWSに参加した彼氏を待つ間に、鉋屑で彼女が作った
「ヒノキの削りカスの薔薇」。きれいでした。


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さしものかぐたかはしのまな板削りWSも大人気!

「ひのき」が、英語でcypress ということも知り、
何度もお客様に削りカスをお渡しして匂って頂きました。

繊細な「さしもの」という伝統建築を家具や小物に発展させたところに、
とても魅力を持って下さった様子です(ずっと一緒に展示販売していたので、少しだけ私も説明できるようになった:笑)

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真面目な話をすると、

今回マアルは、海外への最初の第1歩で、
ヨーロッパの人達がどのような感想を持たれるか、
どういう観点で下着をご覧になっているのか、

アレルギーはあるのか、
オーガニックのインナーの関心度はどうか?
締め付けは興味があるのか、、?

様々なリサーチと今後の方向性の検討も含めトライしたワケですが、
有意義だったかどうか,という点においては、
全く持って「有意義」でした。

何人かタンクトップや肌着のサイズ問題で諦めたかたもいらっしゃるし、
LLサイズでも足りなかったり、
もっと伝え方の工夫が必要だったり、
いろいろ、ああ自分に悔しいと感じることもいっぱいあるし、
課題が山のようにあります。
でもそれもこれも、トライしたから判ること。


海を渡って出てくるにあたり、
いかんせんお財布事情もあるので、実は昨年、
広島市産興支援センターという公の機関の
見本市出展の助成金にも応募しておりました。

審査員の前で今回のことに出展する意義等もプレゼンテーションしたり、
資料等を提出し、見事(自分で言うな^^;)合格出来たことも参加への後押しとなって、

いろんな方々に背中を押してもらいました。

家族も元気で留守番してくれて、
マアルのメンバーも事務所と店をいつもどおり回してくれていて。

この可愛い通訳さんお二人との出会いも。
海外でパワフルに働いている姿に、刺激をたくさん頂きました。

オランダで、何度も「感謝しかないね」と言いあいました。


オランダの人々はとても優しくて朗らかで、大人でした。
自立している、そして自分と違う相手を認めている、という感じがとてもしました。



このオランダの人達と、日本のプロダクトを結び、
MONOJAPANというハイクオリティな展示会を立ち上げて下さった
中條さんという日本人の女性に本当にますます感銘を受けたし、

MONO JAPANの運営に際し機敏に走り回っていらっしゃったスタッフさん達、

ロイドホテルの明るく大らかで素敵なスタッフさん達、

10日間、同じホテルに泊まり、朝晩食事を共にしたたくさんの出展者さん達、


ああ、これでもとても書ききれませんが(相当長い、、そしてもう寝ないと昨日から時差でほとんど寝ていないので)
心から感謝をしています。


これで終わり、じゃなくて、始まるための第1歩だったので、
しっかりこれから活かしてまいります。

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by marrublog | 2017-02-09 21:45 | 日々 | Comments(0)
2017年 02月 09日
オランダ日記2
案の定、「日記」なんてタイトルにまでつけたというのに、
今日帰国するまで更新出来ず。

そんな予感がしていたのだが、やっぱりそうなりました(笑)。

それでも書き残しておこうと思います。

前回の日記1、ではいよいよ明日から開催!というところまで。

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私たち「さしものかぐたかはし+マアル」が使わせてもらったのは、Room422。

そもそもこの「モノジャパン」は、ロイドホテルの1つ星から5つ星までの部屋を事前にセレクトし、
その部屋全体でブランド・コンセプト・プロダクツを表現するというもの。

空間デザインを担当して頂いたcoto.tocoの矢吹さんを中心に、悩みながら何度も相談し決めたのだが、
もうここしかない!というくらい私たちにピッタリでした。

普段は会議室として使われているというこの広い部屋。

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大きな壁面にはプロジェクターでさしものかぐたかはしとマアルの画像を流しました。


初日2/2はバイヤーやマスコミ限定のオープン日。

2名の通訳さんが期間中ずっと手伝って下さいましたが、
それでも接客中に他の方々のご来場も重なる事も多く、

勇気を出してハローと声をかけると必ず皆様笑顔でHi!とか、ハローとか答えて下さるのに、

続く言葉が英語がなかなか出てこなくって、
もどかしくてもどかしくて。

初日は時間が経つのが遅く、夕方にはぐったりでした。

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夜はオープニングパーティ。
来賓の方々が鏡割りを。

ワイン片手に、この空間に居ること自体が、まだ狐につままれたような、フワフワしたような、、

思ったのは、宮崎のキクちゃん(祖母97歳→親族から訂正が入った!キクちゃん93歳でした、ゴメン!)がコレみたら腰抜かすだろな(笑)なんてこと。


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次々と話しかけて下さるのもありがたく、あっという間に19時になり。

急いでブースに戻り、パーティ後に回ってくる方々へ商品説明など。

夜9時過ぎ、最後のお客様を見送るとクタクタでしたが、
また下のレストランにおり夕食。


部屋に戻り、セッティングしたものを壁に寄せ、エキストラベッドを運び込んでもらって。

そう、出展者のほとんどが、展示部屋に寝泊まり。

私たちが借りた422は普段会議室なのでベッドが無い為、
毎晩エキストラベッドを運び込み、朝は運び出してもらうという作業が必要なのでした。

ロイドホテルのスタッフさん達もさぞや大変だったと思います。
いつも笑顔で、ありがたかったです。


で、この日はこれで終わりではなく、

私はここから2月4日発売の久留米絣のブログを書くという、、、
時差が半日以上あるので、2月3日の夜に作業をすると、その時点では日本は4日の朝になっている、
つまり、
MONO JAPAN初日の2月2日夜には作業をしておかないといけないのだという
驚愕の事実に気づいたのはオランダに着いてから。

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久留米絣の紹介コーナー。kimonoに使われていたテキスタイルをオーガニックコットンで織って実現した、と説明すると皆様、Fantastic!と仰っていました)


昨年から温めてきたこの久留米絣なので、
オランダのことも大事だけど、どうにかこの良さを伝えられるようにと、
いやぁ、、本当に、、頑張りました(笑)。

4日の立春、日本で発売となり、白島店でもとてもお客様の反応が良かったとラインで連絡が入ったりして、
ほっとしました。
この久留米絣のパンツ、本当に皆様に手にして頂きたい。
空気をはらんだ織り、ってこういうことかと驚かれるはず。
これは限定商品じゃないので、ゆっくり、時間をかけて広げて行くつもりです。


2月3日から5日までは一般来場。

今年から入場料金を払って来場出来ると言うシステムなので、
来場されるかたは「お金を払ってでもモノ・ジャパンで日本のプロダクトを目にしたい、手にしたい」方々ばかり。

皆さんじっくりじっくり部屋をみて回り、質問もかなり具体的です。
クラフト、に関心が高いということが見てとれました。

日本から、ヨーロッパ近隣の国々からお越しのお客様がお多いのも驚きでした。

デザイナー、学者、建築家、音楽家、お客様のお仕事も多岐に渡り、
たくさんの刺激をご来場の方々から様々なお話を通して得ることができました。


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日記3に続く

by marrublog | 2017-02-09 21:09 | 日々 | Comments(0)
2017年 02月 02日
オランダ日記1
1月30日に出発して、今日で3日め。
明日からいよいよMONO JAPAN開幕。
長時間の設営もどうにか一応カタチになった感じで、あとは明朝、微調整をしてオープンです。


初日の11時間半の飛行機の中で、
「そうだ、書きなぐりでいいから日記をつけておこう」と思い立ち、
すごい長文を打った(ほとんど徹夜で出発したので今思えば変なテンション)のだけれど、
3日経って、
ここにコピペするのはとても恥ずかしく、、

やっぱり何でもフレッシュなうちに出すものは出しておかないと、
変に酸化して煮ても焼いても食えないものになるのだなと思った。


なので3日分は、インスタにアップしている写真に何枚か加えてサラッと記録しておこうと思う。


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朝の6時発の新幹線に乗り、関空へ。
私は1時間程寝て来たが、残る2人は貫徹でやってきた。
広島駅に寝過ごさず集合できた時点で60%成功した気分。
新大阪ですんなりと特急はるかに乗れた時点で80%成功
関空で両替もチェックイン出来た時点でもう皆、終わった,感があるほど。
これからなんだけど。。

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KLMという航空会社。飛行機の設備がとてもよかった。
11時間半のフライト。何度画面を見ても進まない。
パソコンで仕事をしたら頭が冴えてしまって私は眠れなかったが、貫徹のふたりはグーグー。


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オランダの首都アムステルダムにある「スキポール空港」。
人は少なめ。
列車にのり、さらにトラムという路面電車みたいなものにのり、会場のロイドホテルに付いたのは夕方。この時点で日本時間では深夜。時差8時間。8時間分、プラスされて、すごく長い1日になった。

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1月31日

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ロイドホテルの朝食は凄い。
パンも、ライサワー種系、レーズン酵母系、いろいろとにかく美味しい。
中でもサーモンがものすごく美味しくて気に入った。


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写真が横になっちゃったけど直す余力が無いのでこのまま。
翌日は船便が14時到着とのことで、朝から設営に必要なものを買い出しに。
バスに乗ってホームセンターへ。
KEKKAIというさしものかぐの作品に入れる多肉植物を購入。
包むのは、自称「梱包隊長」矢吹さん。
昔、某有名ショップで発送業務を担当していたらしく、梱包にはこだわりがあるそうだ(笑)。
「オランダで包むなんてー」と嬉々としている姿。

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オランダは運河だらけ。
そして電線がない。
そして自転車道路が確立していて、ちょっとふらりと自転車道を歩こうものなら、
チリンチリンとかなり鳴らされる。でも人は穏やかなので、
睨む、とか、そう言うことは無い。感じ。

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たまたま入ったレストランも、すこぶる美味しかった。
葉っぱものが甘くて岩塩だけでいくらでも食べられる。
スーパーに入ってもBIOのものが沢山。
簡単に手に入る。

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いろいろ買い出しを済ませホテルに戻ると、入り口に「ロロ段ボール」が!!
さしものかぐたかはしのロロスツールが入った箱。の、中に
マアルのパンツもいっぱい入っている。
激寒の12月頭に、オランダに向け発送した段ボール達が、えっちらおっちらと船便で届いたことに大感動。


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これを(ここに写っている以外にもある)開けるだけで日が暮れた。
「よーし」とか、「よっしゃ」とか、誰とも無く呟いてテンションを保つ。
矢吹さんが可愛いくて面白い。

ついつい日本時間の時計を見て「ああ、もう夜中の3時〜」とか叫ぶ。
私以外の二人は見事に時差ぼけの様子。
私は飛行機で寝なかったのが功を奏し、すんなりオランダ時間。
マアルの事務所からじゃんじゃんラインが入るのが、
インターネットはどこまでも繋がってるんだな。、と今さらながら実感。

インスタグラムでモノジャパンの紹介をしているという
凄い人数(何万人)というフォロワーがいる、というカメラマンさんが
ブースを回って来て、
たった1投稿なのにすごい時間をかけて撮影を。
そしてインタビューを受ける。
なんだかビックリする様な経験が次々ここである。


夕食のあと、日本からのメールに返信したり、
もうすぐお披露目の新作のカートの準備をひたすらする。
我ながら本当によく働いている(笑)。

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2月1日

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ひたすら設営。
これは私たちが出展するRoom422の前の廊下。
さすが歴史的建物ロイドホテル。廊下だけでも感動する。


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昼間、明日からお世話になる通訳さんお二人とランチミーティング。
二人とも日本人だが、1人はドイツで働いていて、
もう1人はオランダで起業されている20代と30代。

オランダで、たくさんの日本女性が働いている姿を見た。
男女差別も無く、働きやすいのだと主催の中條さんが仰っていた。
MONO JAPANスタッフのかたがたもここオランダで働く女性ばかり。
皆、テキパキしていて、気もちいい方々。



尻切れとんぼみたいな終わりかただが、
まぶたが限界。

もう日本は朝8時すぎ。こちらは夜中の0時を過ぎました。

明日に備えて休むとするか。





オランダ日記2

オランダ日記3

by marrublog | 2017-02-02 07:53 | 日々 | Comments(0)
2016年 12月 30日
今年のマアル事務所 その2
その1では、ネットショップの出荷関係のことを書きました。

マアルの事務所は、
ネットショップのご注文への対応が出口だとしたら、

入り口というような、
企画、製造(ごく一部)、検品、パッキング、といった製造業的な仕事もしています。


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今年はこの事務所に大きな変化がありました。

2階事務所の真上が空いたのを機に、
上下を借りたのです。

「いつか出来たらなぁ」ってぼんやりと思っていた、
「自社生産」に向けて、一気に動き始めました。

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製造ブースと、ネットショップの発送ブースを分けるために、
パーテーションが必要になりまして、
シックハウス対策も万全にすべく、
大工さんに無垢板で作ってもらいました。

四国の杉板を低温乾燥した無垢板。
低温でじっくり乾燥すると、木のもつ油が残って塗装などせずとも強い板になるんだと
大工さんが教えてくれました。

コットンも油を落としすぎるから柔軟剤等が必要になるわけで、
木も綿も同じだなぁって思いながら聞いていたのが、2016年夏の記憶。


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業務用ミシンや、業務用アイロンを入れ、
小さなミニ縫製工場を動かす前に、
地元の神社様に来てもらい、安全祈願を。

これがすごく、気が引き締まると同時に、嬉しくて。


自社でより一層の生産管理をする商品が出来るとともに、
新商品のサンプルアップにもすぐ対応出来る。

これまでは世話になっている縫製工場さんにお願いしてサンプルを作ってもらっていたので、
どうしても時間がかかるし、
ちょっとまたここを直す、ちょっとこうしてみる、という度に、
時間がかかっていたのですが、

この冬はこの工程が自社ですることによって、
スピードと、細やかな対応がグッとアップしたのを実感しています。

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新たに借りた3階は、おうち感、満載。

広いベランダがあるので、春に庄原の「綿ツアー」で貰って来た和綿の種を植えました。

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日当りがいいので、どんどん育ち、夏には次々と花を咲かせ。

水やりしかしない、放置っぷりでしたが、
ここまですくすくと育ってくれるなんて!と変なところに感動して。

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綿が次々と弾ける秋。

綿ツアーに参加出来ないスタッフ達に「綿を摘む」という体験がてら(というほど大げさじゃないけど)、摘み取ってもらいました。

「うわぁ」とか「ほえー」とか言いながら摘む姿を後ろから眺めるのが、
私の楽しみ(変態)。

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8人が定例のミーティングをしたりする大きなテーブルは、
私の実家で以前使っていたものを運び込み。

おうち感のある事務所に、ますます実家感が加わり、
パソコンの乗った机や資料や、
昭和の事務所な感じですが、
まあこれもマアルらしいかなと思っています。


このテーブルセットは、巨大なお揃いのキャビネット(まだ実家にある)と共に、
宮古島の祖父が私が高校に入るときに、
実家が大阪でマンションを買ったお祝いに贈ってくれたもので、ざっくり30年前のもの。

その後、父がまた東京に転勤になり、共に東京へ渡り、
定年後、九州へ行き、
祖母の家に預けられたテーブルセット。

まさか巡り巡って、
広島で、直美の事務所で使われることになるなんて誰も(当たり前だけど)想像もしなかったことでしょう。

ぜったい祖父は笑ってるだろうなと思います。

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12月。
収穫した綿の一部は人に差し上げるほど、ベランダ@marruでは沢山綿が採れました。

来年はもっとちゃんと摘芯とか、
お手入れをして、綿栽培をしようなんて思っています。


そして2階のミニ縫製工場では、既に来年に新登場するパンツの縫製も着々と準備中です。



こうしてまとめて書くと、
なんだか、
ちゃんと進んでいますね、マアル。

日々が夢中で過ぎていき、
その場その場で右往左往することもありますが、

やっぱり今年も実り多き1年でございました。



来年も、まずは一同健康で。

朗らかに、かつ真面目に、進んで参ります!


お客様、メンバー、支えて下さっている周りの数々の方々へ、
心からの感謝が溢れて止まりません!
日々思わない日は無いけれども、改めて。ありがとうございます。



(2016年12月の新月に、この日記が書けて良かった!イエイ)

by marrublog | 2016-12-30 17:44 | 日々 | Comments(0)
2016年 12月 28日
今年のマアル事務所 その1
先ほど、年内の発送が完了し、ふぅっと一息ついた事務所です。

冬至の「冬 雪ノ下」の発売日から、先日のクリスマスをはさんだ三連休まで、
ネットショップでは
たくさんのご注文を連日頂きました。


折しも、キュレーションサイト「キナリノ」さんでマアルの肌着を特集してくださったことも重なり、

新しいかたから、
お馴染みのお客様まで、
私たちの想像の範囲を超える量のご注文。

去年の事務所のキャパだったら対応できなかったかもしれません。

けれど、

なんだか今年は、さらにメンバーひとりひとりが、ぐっとパワーアップしていて、

あれ?もう全てのかたにお返事出来たの?
あれ?もう今日の発送分の準備出来たの?

私がいちいち驚くほどでした。


それも、決して急いで雑にしたでもなく、
いつもどおり、丁寧に、です。
(親ばかならぬ、何バカかなぁ、、でも冷静に見てますがそう思うんです)

納品書に書く、お客様ひとりひとりへのメッセージ、私の字だけが
いつも以上にへにょへにょだった。。。。という情けない事実はちゃんとあるのですが(恥)。

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そろそろお手元にマアルからの宅急便、メール便が到着しているかもしれません。

封を開けたとき、

どんな気持ちで開けて下さるか、

肌着を触って、何を感じられるか、

いつも出荷メンバーはそういうことを想像しながら発送作業をしているのですが、

いかがでしたでしょうか?


ふわっと頬が緩んでくださるといいなぁ。


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そういえば今年5月には、

マアル 肌とココロを愛おしむ布ナプと肌着」ネットショップが、

まさかの、全国6万店の中から
カラーミー大賞2016で優秀賞(10店舗)を頂戴するという、
びっくり仰天な出来事がありました。

→その頃のブログ「カラーミー大賞授賞式に
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いろいろな審査項目があったそうですが、
まずは第2次審査の際、期間中毎日ポチっ、ポチッと投票にご協力下さっていた
たくさんのお客様の御蔭あってのことです。

あの期間中、

私たちは全く実感が無くって(それは受賞会場へ行っても実感が無かったのですが^^;)
でも投票数が毎日確実に増えているその「雰囲気」が
すごく興奮して楽しくて、

主任がどんどん熱くなっていって(笑)、、、

いい想い出です。


ただただ、2010年12月にネットショップをオープンしてから
出来る範囲のことをコツコツ続けてきただけなのに、
こうして受賞会場に主任と二人呼んでもらって、
ご馳走を頂いて、
テレビで見たことのあるアナウンサーの人が司会で。


その後も、私がネットショップを立ち上げる際に指導してもらった
広島市営のアキハバラ塾という塾のみなさんからも
受賞パーティまでしてもらったり、


本当に、棚からぼた餅のような、ご褒美を頂いた気持ちでした。


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(この写真がもう、どうしてくれようと唸るほど、本当に好きです)

地味にではありますが、
毎年マアルのネットショップも何かしらの工夫と改良を重ねていて、

今年は
レビュー機能を導入してみたり、
地域別の臨時版メルマガを(出店するときに)出してお知らせしてみたり、

商品説明を随時見直して更新してみたり、、

でも、まだまだ、出来ること、やれることは山ほど有ることを実感しています。


来年2月には、新たな便利機能を導入する予定ですので、
これも地味な改良ですが、便利!って思う人はいっぱいいらっしゃるはず。


せっかく想いのいっぱい詰まった肌着を作っても、

求める人の目に届かなかったり、
説明が不足して必要な人の手に渡らないのは残念だから、

来年も、これからも実店舗同様いっぱい努力を重ねます!


まだ事務所のことについて、いっぱいお伝えしたい。

いや、
店のことも、
製作のことも、、

振り返り出したら止まらないので、
とりあえず「その1」にしてみます。


まだまだ今年中にしておく私の仕事は山盛りで、
パソコンと共に帰省しますが(恒例)、

事務所は今日が仕事納め。

明日から1月3日まで冬期休暇を頂きます。
(白島店は明日まで営業しています)


この間も、便利なことにネットショップは365日24時間営業しておりますので(笑)
ご注文は随時受け付けます!

ご対応が1月4日の年始営業日以降となりますが、ご了承下さいませ。


この12月で7年目に入った、
マアルのネットショップ「肌とココロを愛おしむ布ナプと肌着」をどうぞよろしくお願いいたします。

by marrublog | 2016-12-28 18:59 | 日々 | Comments(0)
2016年 12月 17日
宮古島の祖父
メルマガを書き始めるとき、
よく「去年の同じ月号は何を書いてたっけなー」と開くことがあります。


今日もそう。

2015年の12月号を開いたら、
同じ想いが溢れて来てしまって、
ちょっとまだ動けそうにありません。

普段、メルマガの内容はブログに貼付けたりしないのですが、

こういう感情、経験が、
「肌着から人々を応援したい」という核になっているのかもしれないと自分の中で再認識したので、
私自身のためにも、ここに貼っておこうと思います。



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2015年12月4日配信のメルマガ <naoのつぶやき:欄>


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<naoのつぶやき>

みなさまこんにちは!
ぐんぐんと冬らしくぎゅっとした空気感になっている広島ですが、いかがお過ごしでしょうか?

マアルは広島の店舗で明日(5:土)と、明々後日(7:月)のB品市の開催を控え、
バタバタしているかと思いきや、
ショップメンバーの見事なチームワークでほぼ準備完了しておりまして、

あとは皆様をお迎えするだけ、となっております。

私も、沖縄でのお休みから戻り、
事務所の机の上は「あら、どうしましょ」というくらい
何だか積上っておりますけれど、

それはそれ、

我が家同様、マアルにも妖精が住んでいるので、
寝ている間にいろいろ片付けてくれるんじゃないかなぁって思っています。

(暑さに頭をやられてしまったのでは?という内部の噂アリ:笑)


沖縄。

今回、宮古島で13回忌を迎える祖父の墓参りも兼ねての旅。

約14年前、30歳でアトピーが発症して、
ひと足お先にアトピーだった長女を抱えて様々な療法と出会い、
楽しくて夢中になりつつも、
めんげんなんだか、好転反応なんだか、悪化しているんだか、
もうとにかく酷くなってしまって
身も心もぐちゃぐちゃになっていた頃に、
「来なさい」といって呼んでくれたのが宮古島の祖父でした。

当時2歳の長女と私、そして母の、3人で、祖父の住む赤瓦の家に3ヶ月間滞在。

晩年、野口整体の教室を開いていた祖父は、
私と長女を毎日、島の中でも観光客が来ない浜に連れて行き、
砂浴させてくれたり、
畑でとれたての無農薬の人参を使ってジュースを作ってくれたり、
夜は塩湿布とか、気を通すとか、
祖父の知りうる様々な手当をしてくれました。

痒みで夜中目をさますことなく、初めて長女が朝まで眠れたのは、
宮古島が初めて。でした。

私も、何をしても出る一方だったアトピーが、
不思議な程1日1日改善に向い、
横浜に戻る頃にはツルツル肌になっていたのでした。
(戻ってみたらまた、、というそれはそれは長い続きがあるのですが)

13年経って、祖父と訪れた同じ砂浜で子犬のように走り回る次女を眺めながら、
ひょいとそこでも祖父のことを思い出したとき、

突然、

ぶぅわぁーーーっと、

胸が圧迫されるような、
何ともいえないもの苦しさが押し寄せてきました。


宿に戻り、
眠る前、
あの感情はなんだったのかなぁとぼんやり考えていて、、

「ちむりぐさ」を思い出しました。


沖縄には、「かわいそう」という方言が存在しないそうです。

「チム」=魂、気持ち 
ちむりぐさ、は、胸がつぶれそう、苦しい、そんなふうな意味です。

祖父自身からその言葉を聞いた覚えはありませんが、

可愛い(かわいかったはず^^;)孫が、ひ孫を連れて、
やせ細って(ある食事療法を頑張っていたので私はやせこけてもいました)、
例え身体からのサインだと判っていても
全身に症状を抱えた姿を見るのは、さぞかし胸を痛めていたのであろうな、と。


そんな「ちむりぐさ」な気持ちを秘め、
無言で、
真っ白い砂浜に私たちを寝かせるスペースの穴を掘り、
上から砂をかけていてくれたのだろうと。

「かわいそう」じゃなくて
「胸が痛い」。

標準語に直した時点で少しまたニュアンスが変わり、違う気もしますが、

ぐぅっと胸の詰まるあの感じ。

励ましの言葉や、
アドバイスや、叱咤など、
何も言わず、
ただただ、暖かい手をかざしてくれていた祖父。

老体には、砂を掘ることはもちろん、
膝が悪かったので砂浜を歩くことだって辛かったはずなのに、
何度自分達でするから、と断っても、
黙って首を振って、スコップを譲りませんでした。

他界して13年経ってもなお、
先人達はこうして伝えてくれることがあるのだな。



判ってはいるのに、
近ければ近いほど、
余計な言葉をついかけてしまう日常を振り返り、
祖父のようになりたいなぁとつくづく思ったのでした。


ブログで沖縄滞在日記その1を書いて、
その2、がすぐ書けなかったのは、

この「ぐぅっ」が、胸につかえたままだったから。


広島に戻り、北風にあたって2週間。

やっとちょっぴり、分析できたようです。
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(遡ってみたら、結局ブログでは「その2」を書かずに終わってます^^;)


12月は祖父の命日もあり、
ひょいひょいとこうして記憶を更新するきっかけがあります。

あっち側から、笑って見てるんだろうな。

マアルをしている姿、喜んでいると思います。


さて、
熱いお茶を淹れて、
今年の12月号のメルマガを書こう。

by marrublog | 2016-12-17 15:13 | 日々 | Comments(0)
2016年 11月 23日
THE TRUE COST 2回目の上映会を終えて。
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今夜は「THE TRUE COST」の上映会でした。

春に続いて2回目の上映会。


共同主催のkurisumadeの栗栖さんに司会・挨拶をおまかせし、
(今日も私は、名古屋の余韻で声が戻らず^^;、ご挨拶すら出来ない有様でした、、ごめんなさい。
話足りなかったこのモヤモヤを、以下にアンケートを打ちこむというエネルギーに変えました)


何度観ても胸が痛い。
けれど、何度も観るべき映画だと思います。

私個人の今回の感想は、、
「だからマアルをやるしかない!」。

言葉にしきれない想いがいつもいっぱいで、まとめきれないままです。

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映画をご覧いただいたあとで書いて頂いたアンケート、
公開可に丸をしてくださっていたかたがたのご感想をシェアします。

50名の方々が視聴、ほとんどの方がアンケートを書いてくださって、
全部打ち込みたかったのですが、、
回収してまとめた上から数人様分、無選別・無修正で掲載致します。



・とても深く考えさせられる映画でした。自分が着ている服のことから、それに関わる全てのことを
今一度考えてみようと思います。
自分に出来ることは何なのか、、、学んでみます。

・言葉になりません。。。

・何となく気づいていたことを明確に説明し、克明に記録してあり、こちらがハッとさせたれた。
認識をかえさせられる映画だった。

・とても心に残る、よい映画でした。たくさんの人に見てもらえたらいいなと思います。そして、
少しでも途上国の現状が良いほうに変わるといいなと思います。


・私はラナプラザのニュースを知りませんでした。
ファストファッションの洋服が、このような人々の血と健康の上に出来ているのだと知り、恐怖心と共に、人間の恐れと言うかワガママさも、、、。
物質、洋服って何なんだろうか。properな労働、賃金が与えられたら、、、でもお洋服が大好きな私は大切な服を大切に着ていこうと思います。


・物を買う、ということ、価値を買う、ということを改めて自分、1人の人として考えていこうと思った。本当の豊かさとは。何か一つ気づいた気がする。


・とても複雑な気持になりました。


・前回見た時は自分の中での感動や問題意識が生まれたが、今回は見ている途中からもっとたくさんの人に見て、考えて欲しい、特に若い世代に、今後の経済システムを考えていくためにも見て欲しいと思っていました。
私も含め、もうすぐ社会人になるという段階で自分の消費活動や働き方を考えるきっかけになるような映画だと思いました。ありがとうございました。


・今まで自分が着ている服のどれだけのお金が生産者の手に渡っているかはきちんと考えたことがなかった。ラナプラザの事故のことも知らなかったし、自分の無知を思い知った。
衣だけでなく農業でも同様のことが見れると思う。今一度フェアトレード、それらに関する事項について調べ、自分の価値観やライフスタイルを見直したいです。


・ファッション関係のドキュメンタリー映画を観て涙が出たのは今回が初めてでした。
私が今まで見て来た衣服の世界はあまりに狭く利己的だったように感じます。
上映後、感じることが多過ぎてここには書ききれません。
映画を観て妙に納得したのは、物質主義(消費で解消される)という言葉です。
本来衣服は「衣・食・住」というように生活に不可欠な生きる為に重要なものです。
それが、自分の個性をアピールする道具に変わり、その本質を見なくなった様に感じます。
パリやミラノのショーで活躍するモデルさんはどこか自信が有るように見えます。
それと同じように私も服のカタチを変えて自信や落ち着きを感じることもあります。服を作る全ての人が自分の仕事を誇れるなって欲しいです。



・今まで目を向け、考えすらしなかった「服はどこからきたのか」という問題に、この映画で気づかされたと感じました。
利益だけを求め続けた代償が求めた企業ではなく、生産者にむけられるのはあるまじき事態で、決してあってはいけません。なのに、上記のようなことが起きているのは、大企業の傲慢さとこの世界のしくみのせいではないかと思わせる様な映画でした。



・先進国の傲慢さを改めて知り、私たち消費者は知らないうちにそのことに加担されていることがわかりました。プロパガンダにより物質欲を満たすことに重きを置くことが幸福や豊かさだと信じさせられて来たのだと思います。「もの」の価値は、つけられた値段ではないこと、つくられた方の思いをどう受け止めるかで決められていくべきではないでしょうか。本当に価値ある物に意味の有る物にお金を使いたいと思いました。購入する時に本当に必要なのかを考える。考えていくようにしたいと思います。


・こういったテーマを提示して観客に呼びかける作品を見た後、果たして個人がどのような行動をとれるのか?そこで詰まってしまう場合が多いように思います。次に繋がる指針や各国でのアクション例まで見ることが出来たり、WSなどでディベート出来る場が(カジュアルな雰囲気で)あってもよいかと思います。


・普段自分が当たり前のように着ている洋服の裏側には、このような過酷な状況で働かれている人々がたくさんいるということに、言葉が無くなりました。安いには訳が有るとは思ってはいましたが、想像をはるかに超えていました。ファストファッションの服も着ます。特に仕事着の洗い替えとして,,私も一生懸命働いている。この服を作って下さっている方も「一生懸命」。命をかけて働かれているということ。大切に着ていこうと思います。洋服は大好きです。このような映画を観させて頂く機会をいただき、ありがとうございました。


・ファストファッションブランドの服がなぜあんなに安いのか判りました。
前から何故だろう?とは思っていましたが、ニュースやwebなどからでもうすうすは感じていたことも、ここまで状況が悪くなっていることにショックを受けました。知らない国の遠い人達のことではなく、全体(世界全体)のことだと思いました。もちろん私も含まれます。自分に出来ることは何かを考え、少しずつでも行動したいと思います。この映画をもっとたくさんの人が見て、同じように自分のこととして考え、皆で協力出来たらいいなと思います。すばらしい映画でした。どうもありがとうございました。


・低価格の大量生産、大量消費がここまで環境と生活を破壊していることに驚きです。消費者としての自分の生活を考え直すべきだという思いです!!


・自分で思っていた以上に悲しい現実があると知り、ショックを受けています。改めて物を大切にする心を伝えていきたいと感じました。


・知らなかったことを知る機会を作って下さってありがとうございました。発展途上国の人達が苦しみ、血を流し、涙を流し、日々を懸命に生きている姿と、先進国の人達が物によって欲求を満たしている姿が印象的でした。一概には言えないけれど、農薬をつかったものを買うことは結局、農薬を使った農作物を作っている人の幸せにも繋がらないんだとも感じました。少しずつでも知って、伝えていけたらと思います。確実に私が衣類を買う時の視野は広がりました。ありがとうございました。


・衝撃的でした。頭の中で考えていた以上のことでした。
消費という操作されたものに気づかず踊らされていた自分がすごく恥ずかしいし情けないなと思います。人々の生活、心、そして命まで奪っていることを初めて知りました。
こうして「知る」ことがまず大事ですね。身近な人に伝えたいし広がっていくべき。
知った限りには、自分の小さな「できること」を見つけて行動に移します。
これからも上映会があれば参加します。周りの人を連れて。
この問題に取り組む人々、立ち上がる人々、子ども達の笑顔を応援したいです。ありがとうございました。




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ハードな毎日の中、とにかく手分けして会場探し、申し込み、準備、集客等を完全ボランティアでやり遂げた主催の仲間達に心から今回も感謝を。
集る時間が無くって、連日連日メッセンジャーでチャットしながら話し合いました。
マアルのメンバーも、春の上映会で全員が観ているので、店でも視聴の声かけに協力してくれました。
この映画によって、自分達が動く意味、を改めて感じている私たちです。


縫製工場 kurisumade factory 代表  栗栖弘美

起業・創業サポートオフィス port.inc運営 株式会社Hint 代表取締役 中島久美子

途上国の女性の手仕事を使った衣服のデザインと販売をこれから始める広島大学の大学院生、itobanashi 伊達文香

株式会社マアル 櫻木直美

by marrublog | 2016-11-23 22:07 | 日々 | Comments(0)