2017年 02月 03日
2月4日立春に「久留米絣」のパンツが発売されます。
立春2月4日に新しいプロジェクトが生まれます!

旧暦新年号のメルマガでだけ、こっそりとお伝えしておりましたが、
いよいよ2月4日立春発売のマアルの新たな取り組み、公開致します。
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昨年の夏から動いていました。

勿体付けずに言うと、
オーガニックコットンで、久留米絣を織ってもらいました。

久留米絣って、「ああ、着物のね」もっと詳しい人は、「ああ、丈夫な日常の着物としても使えるあれ」
「分厚くなかったっけ?」そういったイメージがあるかと思います。

今回のことで何が嬉しいかというと、

日本の伝統工芸がこんなにも身近に毎日のように身につけられるものであるという発見、
そして、こんなにも、こんなにも、(何度でも繰り返したい)
柔らかいんだぁーーー!!!
そして
暖かいんだぁー!!!
という驚き。

先行発売となった本日、オランダでの出展先MONOJAPANでこのテキスタイルとパンツを持って行きました。

みなさん気持ちよくて、何度もこのパンツを触っていらっしゃいました。


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30以上もある工程は、実際に工場で眺めていても、
たくさんの資料を読んでも
複雑すぎて、まだまだ理解出来ていません。

でも、これほどまでに手をかけて作り上げる模様を
身につけられる贅沢。

そして、今回もガツンと思ったのは、
いつも何度も皆さんにお伝えしている日本の縫製工場の現状と同じく、
絣の工房だって、利用者がいないと消えてしまう。。ということ。

けれど、「残す」ために「買う・使う」というのはなんだか違うと思っていて、
(そういう富豪の恩恵で世の中芸術が残されて来たという側面もあるのだけど、、、それはちょっと横においておいて)

「気持いいから、好きだから、使い続けたいから買う!!」という動機があってこそ、
商業も技術も生き残れるのではと思います。

なので、オーガニックコットンの糸を選び、
特別に織ってもらったこの久留米絣の生地で
サンプルのパンツを履くまでは
正直不安がいっぱいでした。


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そして何度も履いた今。

先に書いた感動の感想、となったわけです。

胸を張ってみなさまにお薦め出来る織りができました。
この素晴らしい織りを微力でもみなさまにお伝えし、
身につけていただいて、文字通り「身近に」感じて頂きたい!!

そう思っています。

日本人ってすごいなぁ。

久留米絣のパンツを履く度にそう思います。



今、出来る限り分かりやすく工程を説明した店頭用の冊子や、ホームページ、ippoを作りました。


特設ホームページは公開をしております。
ぜひご覧下さい。


まずは、満月パンツと太陽パンツでお目見えします。



2月4日立春の発売から2月末までのあいだ、
ちょうどバレンタインもありますので、
『太陽パンツ久留米絣』は、ネットショップ会員様は10%オフに致します。

どうぞ「久留米絣」のパンツ達、お楽しみに!!!

by marrublog | 2017-02-03 08:25 | マアルオリジナル肌着


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