2016年 07月 03日
梅雨のもやもやを、さっき通り雨が洗い流していきました。 夏が、すぐそこまで来ているのを感じています。 春の新月の日に生まれた「春夏秋冬」。 -------------------------- 人生には、春夏秋冬=四季のようなサイクルが有るそうです。 巡り、移ろいゆく自然のように 私たちにも春の時期、夏の時期、秋の時期、冬の時期が訪れます。 -------------------------- 「春 芽生え」を送り出してみて嬉しかったことは、 ぱっと、この色をご覧になり「あ!わたし、この色好き!!!」と 直感でお選び下さる人が多かったこと。 「ほっこりした黄色のショーツ」と、文字で表しただけでは、 とてもこんな反応は頂けなかったことでしょう。 それだけ、「色」って、 文字から入るイメージ=それは記憶から作り出したもの と、 目から直接入るイメージに差異があるんなと実感しました。 さらに、 これを肌に身につけた時に感じる、何とも言えないパワー。 色。 たのしくて、わくわくします。 「夏 空」 太陽 / 弾ける / 伸びる / 強さ / 澄んだ空 / 素直 / 明るさ / 希望 イメージカラーは明るい青、水色。 特設ページはこちら→☆ 草木染めでどう表現出来るか探しあぐね、 「琉球藍」と出会いました。 赤みの少ない青が特長のひとつです。 日本で一般的なタデ科の藍ではなく、キツネノマゴ科の琉球藍は現在とても希少で、 染められる職人さんが少ないのですが、 京都の亀岡市で藍染めを長年専門にしていらっしゃる職人さんのもとで染めていただけることに。 薄いからといって、染め回数が少ないわけではなく、 薄い色にした藍を何度も(今回のマアルの肌着は10回)染め重ねています。 薄いからといって、液を薄めてさっと染める、と思いきや、 薄い色を重ねて行くのは、とても難しいのだそう。 今回仕上がって来た「空」さんたちをみて、最初、唸りました。 事前にモデル撮影分だけ染めてもらった色と、 差があるものがあったということと、 色ムラ、濃淡、いろんな色味がまざりあっています。 これ、、、どうやってお伝えしようか、、。 発酵させて毎回染料を作っている藍の製品染め(かたちに縫い上げてから染める)は、 発酵具合や、気温、お日様の具合、、様々な要素で毎回変わります。 (濃いめもあれば、薄めもある) (ネットショップの商品ページには、ムラの写真も、いろいろアップしています) 事務所でスタッフKと検品しているうち、 どんどんこの「空色」さんたちが愛おしくなって そもそもの、「夏 空」の初心を思い出しました。 「夏 空」 太陽 / 弾ける / 伸びる / 強さ / 澄んだ空 / 素直 / 明るさ / 希望 あら!それならこの子達はぴったりじゃないか!!! この「一期一会」の色こそ、まさに「夏 空」。 それぞれ「みんなちがってみんないい」って顔をしている、 おおらかさ、 伸びやかさ、 周りを気にしない、その勢い。 「空色」だけに、「雲」を浮かべてくれたタンクトップも居ます。 「おー、きみたちー、身も心も『夏 空』なんだねー!!」という 喜びの空気に満ちあふれました。 現実的な「藍染め」の注意事項は、今回もしっかりと記載しました。 いろいろ、ご理解をいただき、ピンときたかたのもとへ旅立つ「夏 空」。 いよいよ明日、7月4日新月の日、朝の10時にカートがオープンします。 広島の店舗2階では、春夏秋冬のアドバイザーとしてお世話になっている 荒川さんをお招きして、「色のお話会」が開催されます。 すでにこちらは定員満員御礼ですが、 後日何らかの形でまたお伝えしようと思っています。 夏へ。 向かいましょう!
by marrublog
| 2016-07-03 17:28
| マアルオリジナル肌着
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