2015年 07月 17日
マアルの肌着を藍染めにしたい。 ずっとずっと、想っていました。 ご縁がご縁をよんで、 繋がった先は、 徳島県の海陽町で、優しい優しい藍染めを続けている亀田さんという女性。 染剤としての藍、ではなく、 漢方としての藍染め、として考えていらっしゃいます。 漢方として飲用されている藍は、薬効がたくさんあります。 藍染めの衣類には、 抗菌作用、抗炎症作用、消臭効果、遠赤外線効果、そして紫外線防止効果etc,,, 肌に傷があるアトピーの人や、 弱っていらっしゃる人にも可能な限り優しいように。 ならば、口にしても安心な「藍の栽培」から。 無農薬・無化学栽培で藍の栽培から、 いえ、さらにその土作りから、と。 5月、私たちが藍の畑を訪れたときは まだ苗床から畑に移してきたばかり。 清流と名高い海部川の伏水が流れ込む畑には、 可愛らしい若葉をつけた藍が並んでいました。 藍染め、といっても、 亀田さんは藍染めの薬効が安定して衣類に移るよう、 産官連携のプロジェクトとして 学者や、様々な方々と連携して独自の方法を生み出されたそうです。 1枚1枚優しく優しくもみこみ、 お日様にあて、 水洗いし、 また藍液につけて、、を何度も繰り返します。 そのとき、そのときのお日様の加減、 藍染めの発酵加減、 水温、 生地の油分、、 いろんな要素が重なりあって、 そのとき、だけに生まれた藍染めが出来上がるのだそうです。 ご自身で染められた藍染めのお洋服に身を包んだ亀田さん。 重金属アレルギーのお子さんを持つお母さんから感謝の手紙が届いたというお話をしてくださる 亀田さんは、なんだかマリア様のようでした。 ippoの特集の取材と、今回の5周年記念に繋がって頂いた御礼もかね、 実際徳島の工房や畑にお邪魔し、 亀田さんはじめ、 関わっていらっしゃる方々からお話をお聞きしました。 みなさま、ご自身の仕事への使命感に燃え、 それを語って下さる目はとても輝いていました。 見えないところにも、手を抜かない、気を抜かない、 なぜならばそういう姿勢が 利用者の方々の気持ちよさに繋がるのだから。 そのものづくりに対する姿勢は、 まさに私たちマアルが目指しているところでもあります。 このたび ・太陽パンツ ・満月パンツ ・新月ショーツ ・タンクトップ ・ヘンリーネックシャツ ・ショール この6品目いずれも数量限定(しかも、、、とても少数です)で、染めて下さいました。 様々な一期一会の繰り返しで生まれた藍染めの肌着たち。 ムラがあったり、 染め色に違いがあったり、 ほんの少しゆがみが発生したり、、しています。 ネットショップのカートの欄には、 「必ずお読み下さい」と、様々な注意事項も記してあります。 (ご購入検討の際はよくお読み下さいね) 私は、それもまたひとつの自然な草木染めなのだということも 今回の取材を通じてとても勉強になりました。 何事も便利なようにするには、 化学的な工程が入ったりするもので、 自然を受け入れる、恩恵を受けるということは ふぅむ、、、 謙虚であること、寛容であること、こまめに動ける身体であること(あるようになること)、、 たくさんの自戒も含め、 藍染めひとつから様々な事を考えさせられています。 このたびの5周年限定企画、 藍色に染まったマアルの肌着達。 どうぞ、ご縁がある方々のもとへ。 18日(土)10時から、 店舗、ネットショップで同時発売です。
by marrublog
| 2015-07-17 19:04
| マアルオリジナル肌着
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