2011年 09月 11日
おかあさんの詩
最初に言っておきます、
今日は親ばか日記です。

満月近くてイライラしている人はスルーしたほうがいいかもしれぬ、です。

そして、アトピーの治療について若干触れますが、
これもあくまで私の私的意見です。




小学校で次女は国語の時間「詩」を習っているらしく、
宿題も「詩」をかくように、と。

で、昨日、仕事から7時に帰って来て、ヒーヒー言いながら晩ご飯作ってる私の横に彼女が来て、
読んでくれたのがコレ。

おかあさんの詩_d0154362_22103892.jpg


「おかあさん」

おかあさん
やさしい
でも
おこるとこわい
でも大すき
だって
おかあさんだから。

けんかしてるとき
きらい
でも
けんかしてないとき
だーいすき
おかあさん、
せかい一、
すき





・・・。
ダダダンとキュウリを切っていた手を止めて
「ふうちゃん〜♡!!!」と抱っこしました。

俯瞰でリビングにいる長女が見えましたが、
この2人のランデブーを睨んでいました(すぐ焼きもちを焼く)。




次女7歳。


今、またひどいアトピーの再熱状態です。

毎晩寝かしつける、というか、寝る前は痒くてたまらないので
足から始まって全身をマッサージしてあげて、
その後寝入るまでずっと掻いてあげているのですが、
1時間は余裕でかかっています。

今日、太光寺の出店にも連れて行ったので、彼女を見かけた人は分かると思いますが、
顔にも出てしまっていて、
かなり痛々しい状態。

毎日服の内側には血がついてますし、
落垢も沢山出るので、朝と夕、一日2回は掃除機をかけています。

普通?だったら、
病院に行って、ステロイド塗りたくるところでしょう。
事実、夏休み宮崎で小児科に見せたときには、いきなりストロングレベルのステロイドが出ました。

わかっているんです、
これは、完全な親のエゴ。

私の治療方針の好み。

好みで、子どもに辛い思いをさせている。

アトピー治療のテレビや一般的な書物を読んでも
「ステロイドを恐れず、上手に付き合って保湿や洗い方を工夫すれば
ストレスの無い状態をキープ出来るし、
改善する」っていいますものね。


実際、そうやって過ごしていくうち治った人やお子さんの話を聞くと
こんな苦しい思いをしているのが
アホみたいだし、
子どもに申し訳なくてたまらなくなります。

うちの父親は私を見て「医者を信じろ!」と言います(よくあるパターンね)


でも

一方で、

その一般的な治療を続けて治らなくて、
どうしようもないところまで来て苦しんでいらっしゃる人も、
私は沢山、沢山知っている。
知っちゃっているんです。


そのひとりが
じゅんちゃん。

(アトピーが辛い時、もう薬を塗ってもいいか、と思う時、
彼女のブログを見ると励まされます→→「あとぴーは愛だ、自ら解き放して


実際、私が観察していても、
肘の内側がひどくてステロイドで押さえたら、
その日から手首や二の腕とか、
今まで痒くなかったところを掻くようになります。

これって、カユミが出口を探している気がしてならなくて。

話が飛躍しますが、

私は自分が30歳でアトピー発症しましたが、
20代は花粉症と慢性鼻炎でしたけど、
アトピーになったらピタッとそれが終わった。

アレルギーの出口が鼻から肌になった、という感じ。


だから、
何か出したいのだったら、
押さえつけないで、
感情もカラダの中にある何かも、
出し切っちゃったほうが後が楽だろうな、と思うのです。


とはいえ。



とはいえ、です。




夜中も頻繁に掻いて、その何とも言えない音は、
アトピーちゃんママだったら共感してくれるかな、
我が子が血にまみれた爪で肌を掘っている音。
神経すり減ります。

いくら自然療法や冷えとり的に「掻いて出したほうがいい」っていう論を聞いていても
その「音」が平気なママっているのかしら?

私も長女に始まり、
自分、
次女、、、
10年アトピーとお付き合いしていますが、

この音を聞くと未だに苦しく、肩に力が入ります。


次女は、おしゃまなお洒落さんで、
見た目をすごく気にする人。

だから、
今の状況を、それはそれは気にしていて、
暑くても半袖は着ないし、
膝のウラが隠れる長さの服を自分から選びます。


夜寝る前のマッサージをしていると、

だんだん心もほぐれてくるのか、
嫌だったこと、
言えなかったこととか言い始めるのですが、

で、先日は、「なんでこんなカラダに生まれて来たんだよ〜!」と
目に一杯涙を溜めて言いました。

こういうセリフに慣れるのもまた苦しいところだけど

もう何度目かの発言だから
私まで一緒に泣くことはないけれど、

(以前、「こんなカラダだったら生まれて来なきゃよかった!」って叫んだことがあって
その時は一緒にワンワン泣きました)

でもでも。


こんな幼い子に、こういうストレスを日々抱えさせているって
あまり自分を責めるタイプではない私でも
ぐらんぐらん揺らぐことはしょっちゅう。


かといって、
自然療法、食事療法をしっかり守って
甘いものや市販品は完全にストップ!するほどは全然今は頑張ってなくて

いわば、単に放置!?

もちろん、お風呂やシャワーも泣き叫ぶから
だっこしたり、
その後の保湿のケアも、包帯も、いろいろ手はかかるけれど、

治る、方向へ向けて、レメディー以外で私が努力していること、、

ないかもしれない。


いけん。

あかん!

いけません。


そう感じていた最中のこの詩。



そして、今日、店番に次女も連れて行ったのですが、
ハンドメイドブースさんが沢山いらして、
次女はお小遣いを入れたお財布を持って来ていたので、
何度も何度もブースをぐるぐる回っていて
「おかあさんにひみつの可愛いの買った」とか言って喜んでいたので
珍しいな(あまり彼女は物欲が無い)と思っていたら。


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「お母さんがすきそうなの選んだんよ〜」
毎月200円のお小遣い、何ヶ月分か使っての、私へのプレゼントでした。


「ふうちゃん♡♡♡!!!」vol.2 笑





いろんなストレスをかけている。
アトピーだけじゃなく、
まだここでは言えないけれど、子ども達にはいろいろ。ね。


けれど、
いろんな治療方法があるけど、

それぞれのやりかたで、
かあさん、は、貴女達を愛しているんだよ〜。


とりあえず私は、
いっぱいハグハグして愛を注ごう。


ズボラな母さんが出来ることって、まずはソコだから。




広島ブログ
こう書くとすごい思いやり溢れて子どもべったりママみたい?とんでもない!ワタシ、ひとり時間が無いと生きていけないタイプだし、中身オトコだし、日中は本当にほったらかしてるんです、だから夜だけ、せめても、の気持でマッサージしたり。なのです。

by marrublog | 2011-09-11 23:13 | アトピー、アレルギー


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